ａｊｕｍａ ｂｏｏｋｓ いいから、あなたの話をしなよ―女として生きていくことの２６の物語

大島 史子【訳】/李 美淑【監修】《イ/ミスク》/北原 みのり【解説】

アジュマ（2022/04発売）

• サイズ 46判／ページ数 352p／高さ 19cm
• 商品コード 9784910276045
• NDC分類 367.2
• Cコード C0098

出版社内容情報

チョ・ナムジュほか25人［チョ ナムジュ ホカ ニジュウゴニン］
著・文・その他

チェ・ナロ［チェ ナロ］
著・文・その他

アン・ヒョンジュン［アン ヒョンジュン］
著・文・その他

イ・セア［イ セア］
著・文・その他

ホン・スンヒ［ホン スンヒ］
著・文・その他

ハ・イェナ［ハ イェナ］
著・文・その他

クク・チヘ［クク チヘ］
著・文・その他

ホン・スンウン［ホン スンウン］
著・文・その他

タルリ［タルリ］
著・文・その他

キム・ソヨン［キム ソヨン］
著・文・その他

パラン［パラン］
著・文・その他

チョ＝パク・ミギョン［チョパク ミギョン］
著・文・その他

ピョン・ギョンミ［ピョン ギョンミ］
著・文・その他

チョ＝パク・ソニョン［チョパク ソニョン］
著・文・その他

パク・チア［パク チア］
著・文・その他

キム・ヨンラン［キム ヨンラン］
著・文・その他

チョン・ヒギョン［チョン ヒギョン］
著・文・その他

イ・ジノク［イ ジノク］
著・文・その他

パク・ミラ［パク ミラ］
著・文・その他

クォン・ヒョンナン［クォン ヒョンナン］
著・文・その他

チェ・ミラン［チェ ミラン］
著・文・その他

キム・ミギョン［キム ミギョン］
著・文・その他

ファン＝オ・グミ［ファンオ グミ］
著・文・その他

ユ・ジヒョン［ユ ジヒョン］
著・文・その他

コ＝ウン・グァンスン［コウン グァンスン］
著・文・その他

ユ・スギョル［ユ スギョル］
著・文・その他

大島 史子［オオシマ フミコ］
翻訳

李 美淑［イ ミスク］
監修

北原 みのり［キタハラ ミノリ］
解説

内容説明

２０代から６０代までのフェミニストによる珠玉のエッセー集！江南でのフェミサイド事件をきっかけにフェミニストたちの声が社会を大きく動かした韓国。しかし女性の日常は具体的に何がどれだけ本当に変わったのか？『ハヨンガ』著者チョン・ミギョン、『８２年生まれ、キム・ジヨン』著者チョ・ナムジュなど２６人が寄稿する得がたい一冊！

目次

プロローグ　大韓民国のフェミニスト―何を、なぜ語るのか
第１章　知らない男に後をつけられた
第２章　もうわきまえ女にはならない
第３章　黙っているのはもうやめた
第４章　フェミニズム・コンプレックスがあった
第５章　イカれ女とは、時間旅行をする人

著者等紹介

大島史子［オオシマフミコ］
イラストレーター、漫画家

李美淑［イミスク］
立教大学グローバル・リベラルアーツ・プログラム運営センター・助教。専門はメディア・コミュニケーション研究。国境を越える市民連帯、社会運動とメディア、ジェンダーとメディア、ジャーナリズムについて研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[ゆう]

韓国の家父長制度に意を唱え続け、声を上げ続けてきた女性たちのエッセイ。圧というか、パワーがすごい。文章を読んでるだけなのに、めちゃくちゃ近距離で話されてるような、思わず後ずさってしまうような感覚になった。日本もジェンダー問題に関してはヘルジャパンとよく言われているが、韓国はそれ以上に根深いものがあるのだなと。そんなにピリピリしなくても…と少しでも思ってしまえる私は、そもそも環境にかなり恵まれているだけにすぎないのかなとも思いました。

2022/11/26

[てくてく]

『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者をはじめ、韓国のジェンダー問題について表現をし続けてきた女性たちによるジェンダー告白本みたいなもの。日本以上にジェンダー的規範が強いところもある韓国において、自らの問題としてのジェンダーに気づいた女性たちの、どこからどうやって生きてきたかが描かれていて圧巻だった。

2022/07/23

[ももちゃん]

ジェットコースターみたいな本。女性故に虐げられてきた歴史の数々に憤りを感じたり、様々な葛藤を抱きながらも闘う者たちに強く憧れたり。ときどき、文章から感じる圧？があまりにも強くて、疲れてしまったり。受け入れられない「フェミニズム観」というものもなかにはあって。でも、そんなことも含めて読めて良かった。「フェミニズムは危険な境界線を行き来しながら、根強く堅固なものを崩していく作業なのだ」という一文があって、しっくりきた。世界に根を張っていく作業というのは、不器用に傷付け合ってでしか結局のところ、できないのね。

2025/02/16