- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
ハルモニたちの冗談や笑いが恋しい。私は、ハルモニたちとの美術の時間をきちんと締めくくるために、ハルモニたちと共に過ごした時間、そしてハルモニたちが絵を描いた過程を残すことにした。
目次
偶然
まなざし
震える手
お試し期間
ハルモニ美術クラス
孤独な情熱
隠された傷
やまない苦痛
新たな試み
赤い唇〔ほか〕
著者等紹介
イギョンシン[イギョンシン]
李京信。弘益大学絵画科を卒業し1993年から5年間、ナヌムの家に暮らす日本軍性奴隷制被害者ハルモニとの美術の時間をとおして世代を越えた温かい友情を育んだ。内外でハルモニたちの絵の展示会を開き、日本軍性奴隷制問題を知らせることに一助した。ハルモニたちとの美術の時間をきっかけに仁荷大学美術教育大学院で精神疾患患者の美術治療の可能性について学んだ。このような経験は自ずと美術の公共的・社会的順機能に対する関心へとつながり、その後、国内移住女性たちを対象とする美術治療授業をおこなってきた。日本軍性奴隷制問題をテーマにした絵を描き、現在も画家として作品を製作し韓国、日本、ドイツ等で展示会を開いている
梁澄子[ヤンチンジャ]
一般社団法人「希望のたね基金」代表理事。通訳・翻訳業。1990年から日本軍「慰安婦」問題に関わる。1993年提訴の在日朝鮮人「慰安婦」被害者宋神道さんの裁判支援をおこない、2007年にドキュメンタリー映画『オレの心は負けてない』製作。現在、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表、戦争と女性の人権博物館日本後援会代表を兼ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
SATOMAN
-
- 和書
- 社会科学の諸方法