コーヒーと随筆 (新装版)

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コーヒーと随筆 (新装版)

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  • サイズ A6判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784910215112
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

近代文学に造詣の深い、『コーヒーの絵本』の著者で徳島の人気焙煎所アアルトコーヒー庄野雄治が、コーヒーを飲みながら読んで欲しい随筆を厳選しました。大好評を博した『コーヒーと小説』の姉妹書、2冊続けて読むと何倍も楽しめる内容です。前作に続きカバー写真には、作品に登場する魅力的な女性の象徴として人気シンガーソングライター・安藤裕子さんを起用。現代に生きる私たちにこそ響く、至極面白く読みやすい随筆24編。長らく品切れしていた人気書が文庫サイズ、新たな4編を加えた増強新装版で復活! コーヒーを飲みながらお楽しみください。「新しいものは古くなるが、いいものは古くならない。それを証明する随筆集」人はずっと変わっていない。百年前の人が読んでも、百年後の人が読んでも、同じところで笑って、同じところで泣くんじゃないのかな。コーヒーと一緒に、偉大な先達たちの真摯な言葉を楽しんでいただけると、望外の喜びだ。

目次

畜犬談―伊馬鵜吉平君に与える(太宰治)
巴里のむす子へ(岡本かの子)
家庭料理の話(北大路魯山人)
隣りの犬(向田邦子)
立春の卵(中谷宇吉郎)
大阪の可能性(織田作之助)
陰翳礼讃(谷崎潤一郎)
人が住んでいる(永井龍男)
変な音(夏目漱石)
赤毛の犬(阿部知二)
恋と神様(江戸川乱歩)
余が言文一致の由来(二葉亭四迷)
日本の小僧(三遊亭円朝)
柿の実(林芙美子)
亡弟(中原中也)
佐竹の原へ大仏を拵えたはなし(高村光雲)
大仏の末路のあわれなはなし(高村光雲)
ピアノ(芥川龍之介)
人の首(高村光太郎)
好き友(佐藤春夫)
子猫(寺田寅彦)
太陽の言葉(島崎藤村)
硝子戸の中(夏目漱石)
不良少年とキリスト(坂口安吾)

著者等紹介

庄野雄治[ショウノユウジ]
コーヒーロースター。1969年徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。2006年徳島市内に「アアルトコーヒー」を、2014年同じく徳島市内に「14g」を開店。主な著書に『融合ししないブレンド』『誰もいない場所を探している』『たぶん彼女は豆を挽く』『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著)、編書『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』『コーヒーと短編』、短編小説集『たとえ、ずっと、平行だとしても』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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fumi

1
近代の著名人たちの随筆24編、珈琲を飲みながら思いを馳せるのは至福の時間でした。中でも太宰治の畜犬談が最高に面白かったです。前半、犬に対しての嫌悪の表現がどれをとっても秀逸で、だからこそ満を持しての「私は、犬をきらいなのである。」の一文に爆笑。もう知ってるわ!と84年前の彼に対して突っ込んでいました。編者の庄野雄治さんは「はじめに」で「人はずっと変わっていない。(中略)百年後の人が読んでも、同じところで笑って、同じところで泣く」と書いているが、まさしくその通りで、人間は何も変わらないことに安堵しました。2023/08/13

shiro

0
コーヒーロースターの選んだコーヒーに合う随筆アンソロジー。 一つ目に太宰治の蓄犬談がきて「えっ…」となってしまった。あまり飲食中に目にしたくない表現があるのでナゼ…と考えてしまった笑2025/05/17

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