内容説明
人はみな幸福を求めて生きる。―この単純な真実を深く考える徹底個人主義。個人主義と代議制民主主義の関係をはじめとして、享楽主義の是非、著者独特の哲人主義論、理工化学と人文学の関係性の問題まで、個人主義が持つ豊かな広がりと深さを示す。近代化日本が背負っている固有の事情の認識、そして、土台は個人主義であって民主主義は方策のレベルにあるという理論から、日本における個人主義の課題を文明史的に解明。あらゆる「善」を現在の生活から批判する一家言。初版のほぼ二倍に増補した新編。
目次
1(徹底個人主義;民主主義と個人主義;衝動と思想;享楽主義の倫理;代表と卓越;デモクラシーの極致としての哲人主義;現代生活の内容と様式;省察)
2(徹底個人主義者の社会生活観;徹底個人主義者の東西文明融合観;徹底個人主義者の恋愛観・結婚観;学問の独立の意義と範囲と順序とを論ず;近世生活における知識と智慧;自然生活に対する憧憬の心理、倫理;欲望の理想化、法律化;工業教育の自由化)
著者等紹介
田中王堂[タナカオウドウ]
1868‐1932。本名は喜一。1889年渡米。シカゴ大学などで学び、ジョン・デューイに師事。1897年帰国。1998年から東京高等工業学校(東京工業大学の前身)哲学担当教授(1914年まで)。のち、早稲田大学教授、立教大学教授。日本にプラグマティズムを組織的に紹介し、文明批評を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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