内容説明
理想論的原理主義と程度論的実務主義の背反関係をこえて、責任ある革新の条件となる法思想の歴史性を見据えた法治へ。法学のための法学をのりこえる、尾高法哲学の精神。
目次
緒論 法思想とは何か(法と法思想;法学と法思想;法哲学と法思想)
第1章 法思想のとらえ方(法思想とその表現;定型化された社会的行為の意味;社会的行為の制度化;規範意味と規範意識;法の精神)
第2章 法思想の類型(実力主義の法思想;権威主義の法思想;個人主義の法思想;社会主義の法思想;法思想の類型学)
第3章 法思想の歴史(歴史;法思想の発達;唯物史観;人間史観;歴史観の真実性)
著者等紹介
尾高朝雄[オタカトモオ]
1899年生、1956年歿。法哲学者。1923年東京帝大法学部卒業後、京都帝大文学部哲学科で学ぶ。京城帝大教授、東京帝大法学部教授(法理学、のち法哲学講座担任)を歴任。欧米留学時代(1928年から1932年)にはウィーンでケルゼンに、フライブルクでフッサールに師事。1956年5月ペニシリンショックのため急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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