ハーレクイン文庫 笑顔の行方

サラ，シャロン【作】〈Ｓａｌａ，Ｓｈａｒｏｎ〉/宇野 千里【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2018/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 320p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596938770
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

妊娠2カ月のチャーリーを恋人は捨て去り、急死した。
以来、誰かとかかわって傷つくことを恐れるチャーリーは、
幼い娘と二人ひっそりと暮らしていたが、予期せぬ事件が起きる。
いつものように牧草地で娘を遊ばせていた、そのときに、
突如、牛が襲いかかってきたのだ。瞬間、娘の死を覚悟した。
誰かが車ごと突進して、間一髪で救ってくれるまでは。
車から出てきたのは凍てついた瞳をした精悍な容貌の男性だった。
何かかけがえのないものを失ったような、虚ろなその顔に、
チャーリーの胸はざわめいた。何かが始まる予感がして。



シャロン・サラ［シャロンサラ］
著・文・その他

宇野千里［ウノチサト］
翻訳

内容説明

妊娠２カ月のチャーリーを恋人は捨て去り、急死した。以来、誰かとかかわって傷つくことを恐れるチャーリーは、幼い娘と二人ひっそりと暮らしていたが、予期せぬ事件が起きる。いつものように牧草地で娘を遊ばせていた、そのときに、突如、牛が襲いかかってきたのだ。瞬間、娘の死を覚悟した。誰かが車ごと突進して、間一髪で救ってくれるまでは。車から出てきたのは凍てついた瞳をした精悍な容貌の男性だった。何かかけがえのないものを失ったような、虚ろなその顔に、チャーリーの胸はざわめいた。何かが始まる予感がして。

著者等紹介

サラ，シャロン［サラ，シャロン］ ［Ｓａｌａ，Ｓｈａｒｏｎ］
オクラホマ生まれ。全米ベストセラー作家。近年ではダイナ・マコール名義でも多くの作品を著し、新たなファンを増やしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆう]

恋人だった男性のひどい仕打ちで傷ついたシングルマザーのシャーロット(チャーリー)と、幼い頃の虐待で愛を知らない刑事のジャド。牛に襲われそうになったチャーリーと娘のレイチェルをジャドが助けたことから距離が近づいていくのだけど、元サヤものじゃないシャロンサラ読んだの初めてかな。今回はヒロインが誰かに命を狙われて…みたいなのはなかったからハラハラはなく、なんだかゆったりした気持ちで読めた。が、所々出てくる銀行家のレイモンドが嫌なやつすぎてイライラ。それがあったからさらに二人+可愛い天使のやりとりに癒されたー。

2018/05/06

[Rin]

読後、原題が｢A PLACE TO CALL HOME｣と知り、じーんときた。虐待を受けて育ったヒーローがバディの刑事を失い、休みをとらされて放浪するなかで出会ったシングルマザーのヒロインとその娘、兄の家族。無条件で信頼し甘えてくる娘ちゃんが可愛いのなんの、優しく接するヒーローもたまらない。2人で寝ちゃうシーンは本当に暖かかった😭 エピローグが欲しかったけど、もうヒロイン娘ちゃんとの仲も完璧でしたし、｢家族｣との暮らしを穏やかにおくっていくんだろうな。

2021/10/11

[choco]

2歳のレイチェルがなんともかわいい！レインボーのマシュマロを口いっぱいにしてにっこりされたら溶けちゃうでしょう。相棒を失って放浪中の警官のジャドもどんどん癒されちゃう。事件が起こって足止めされるも、留まる運命なのねって展開。事件の結末は悲しいけど…。気になるのは、お兄ちゃんのウエイド。誰か良い人ができるといいけど。

2018/08/16

[momo]

読んでいる間も読み終わった後も、にっこり笑顔にさせてくれる一冊

2019/09/29

[mum0031]

シングルマザーのチャーリーと、刑事のジャド。 銃撃戦で相棒を失い、燃え尽きかけたジャドが、上司から強引に休職させられ、過去と向き合うため旅に出る。 チャーリーの娘レイチェルを、事故から救いチャーリーと恋に落ちた。 まどろっこしさもなく、実に素直な流れ。恋愛って、こんなに穏やかに進むんだったっけ？

2018/08/06