内容説明
小学校教員として勤め上げ、我が子の独立、父との別れ、日々にたゆたうなか、零れそうな思い。切実さをもって詠うことで、かけがえのない己と再び出逢う。
目次
雪の道
春へ
鳥海山
欠片
お土産
シクラメン・フェア
白い冬
春の気配
澳門便り
友へ
揺れる
鎌倉だより
独り言
雨
風
金星
しずくの物語
卒業
メール(震災)
春の旅
アカシアの風
これから
冬の音
長崎の旅
送別
汗
秋の光景
京の道
吹雪
ある日のこと
青田の風
道
「忘れるな」
離任
背景
消失点
ごほうび
夕雲
検査入院
風に知る
地点
胡桃
カウントダウン
閉じた世界
公園
立春の声
思い出の旅
一会
足どり
『森の本』
音楽研修会
ウイルス下
シェエラザード
うつろい
わくわくフェスタ1
秋冷
初冬
厳冬
切実
折り合い
日々
わくわくフェスタ2
矢印
今どのあたり
退職
病棟
花には花の
著者等紹介
東海林文子[ショウジフミコ]
1962年秋田市生まれ。2008年第一歌集『無音の行進曲』刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。