内容説明
ババジ、グル・リンポチェ、シルディのサイババ、J・クリシュナムールティ、ニーム・カローリ・ババ、スワーミ・ラクシュマン・ジュー…。ヒマラヤの師との修行、傑出した聖者・賢者との出会いを通して、ムスリーム生まれの少年がヨーギーになるまでの軌跡。この世にありながら悟りを生きる、最高峰のヨーギーによる伝説的自叙伝。
目次
始まり
ヒマラヤからの訪問者
ガーヤトリー・マントラの詠唱
ヨーギー・ゴーパーラ・サーミとの出会い
神に陶酔したスーフィーの聖者
スブラマンニャ寺院の中へ
ヒマラヤ登頂のための準備期間
シュリー・ナーラーヤナ・グルの物語
奇妙で絶妙なインプット
マスターンによる祝福〔ほか〕
著者等紹介
エム,シュリー[エム,シュリー] [M,Sri]
ヨーギー、教育者、ヨーガ指導者、作家、慈善事業家。地域住民に無償の医療と教育の機会を提供するサットサンガ・ファンデーション代表、全寮制の中高一貫校「Peepal Grove School」の代表を務める。1948年にインドのケーララ州でムスリームの一家に生まれ、幼い頃からヒンドゥーとイスラーム、その他の宗教の教えに強い関心を示し、様々な教師を訪ねる。ヒンドゥーのヨーガの世界に惹かれるようになり、19歳のときに家を離れて、ヒマラヤに旅をする。洞窟で師マヘーシュワルナート・ババジと出会い、彼のもとで修行をする。師匠の命で社会に戻り、放浪期間を経てから編集者、記者として数年間勤めた後、ラーマクリシュナ・ミッションで僧として数年間を過ごす。20代後半でJ・クリシュナムールティと出会い、クリシュナムールティ財団に勤める。ヒマラヤでの体験とヨーガの教えを人々に明かすことは長年なかったが、バンガロールの神智学協会での講演がきっかけとなり、活動を始める
青木光太郎[アオキコウタロウ]
インド在住の翻訳家、修行者。日本で生まれて高校まで日本で育つ。フリーマン奨学金を受けて、アメリカのコネチカット州にあるウェズリアン大学で西洋哲学を学ぶ。大学卒業後は投資運用会社のBlackRockの投資部門に勤務する。数ヶ月後に辞職し、教育、出版また飲食関連の職や活動を経た後、翻訳をしながらの世界放浪の旅に出る。現在は北インドのヒマラヤの山奥で修行と翻訳の日々を送る
武井利恭[タケイトシヤス]
インド占星術&ヨーガ「ガネーシャ・ガンガー」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。