内容説明
日常の当たり前にひそむ神秘、それは言語に由来するのか、それとも“生”に驚きと活気を与える仕掛けなのか。ウィトゲンシュタインの思考装置を参照しながら、私たちが住み込んでいる空間認識の常識を揺さぶる。そこでは、今・ここに生きてあることの謎に触れる、豊かな可能性が見えてくる。
目次
第1部(向きと左右;左右っていったい?;次元と左右;身体の秘密)
第2部 対話(左右は経験的か、超越的か―谷口一平さんと;非対称性の起源―成田正人さんと)
著者等紹介
清水将吾[シミズショウゴ]
1978年生まれ。立教大学兼任講師。上智大学と東邦大学で非常勤講師を務める。ウォーリック大学大学院哲学科でPhDを取得後、日本大学研究員、東京大学UTCP特任研究員、特任助教を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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