内容説明
天子を奉戴して逆臣を討ち、百官を統べて政を執る。〓州を失地回復した曹操は、皇帝の劉協を手中に収め、劉備らも麾下に加えて屯田を推進、袁紹との一大決戦へ布石を打っていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
若黎
2
図書館本。 だんだん面白くなってきましたねえ。2023/07/17
紙魚
2
安定した地盤を手に入れ、朝廷の馭者となり、郭嘉や荀彧といった才人たちと共に事業に当たることができている人生最良の時期かな。たびたび現れる、荀彧とのズレが今後の展開を暗示していて悲しいやら恐ろしいやら。2020/11/10
みのむー
0
曹操と何度も直接対決しているからか張繡が高評価。 見目麗しい劉備一門。うちにはなんでイケメン武将いないのと悔しがる。 陳登の有能ぶり。曹性の漢ぶり。陥陣営つよい。 曹操陣営の派閥争いや足の引っ張り合いや手柄取り合いが生々しい。ここに途中参加や降ってからのしあがるのは容易ではない。 寄せ集め呂布軍。お国言葉で呼びかけれらて投降する一般兵。そりゃ帰りたいよと同情しました2022/02/03
ぬる燗
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いつの間にやら曹操は皇帝の劉協を手中に収め、皇帝の名のもと天下を狙う。美女に現を抜かしている間に敗北を喫し息子や愛将まで失い命からがら逃げるという実に人間臭い一面を見せる。これって史実なんだろうか。作者が、曹操の第一人者の歴史家・王 暁磊だけにそう思う。劉備玄徳を麾下に加え、呂布を打ち負かし、いよいよかつての友、袁紹との決戦が始まる。 それにしてもよく似た名前、読めない漢字、どこかイメージのわかない地名、前に進まない、と思うのは私だけだろうか。2021/01/15