目次
序章 ロシアと啓蒙主義
第1章 ドイツ留学が拓いた啓蒙主義への道―О・П・コゾダヴレフの活動前夜
第2章 異文化対立を通しての西欧理解―ゲーテ『クラヴィーゴ』との出会い
第3章 翻訳と啓蒙―『クラヴィーゴ』翻訳に見る啓蒙主義者の眼差し
第4章 ロシア啓蒙主義と感情の表現―『クラヴィーゴ』の翻訳と雑誌『ロシア語愛好者の友』
第5章 『ロシア語愛好者の友』に掲載されたコゾダヴレフの作品
第6章 論文「ヨーロッパの国民教育についての考察」とコゾダヴレフの教育論
第7章 コゾダヴレフの啓蒙活動がもたらした新しい時代―新聞『北方郵便』と複数言語併記の出版物
終章 ロシア啓蒙主義の迷景
補遺 О・П・コゾダヴレフの三つの作品の翻訳
著者等紹介
金沢友緒[カナザワトモオ]
東京大学教養学部教養学科卒業、2020年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。Ph.D.(人文学、ロシア文学研究所)。日本学術振興会特別研究員(DC・PD)を経て、現在は電気通信大学大学院情報理工学研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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