国境を超えたウクライナ人

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国境を超えたウクライナ人

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  • サイズ B6判/ページ数 140p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910100227
  • NDC分類 283.86
  • Cコード C0022

目次

旅する自由思想家 フリホーリイ・スコヴォロダー
免疫学と長寿の研究のさきがけ イリヤ・メーチニコフ
二つの大戦をしのいだ最後のロマン派作曲家 セリヒーイ・ボルトケーヴィチ
色は命 ソニア・ドローネー
社会の利益のために ミハイロ・テレシチェンコ
空を飛ぶを現実に イーゴル・シコールスキイ
極東ウクライナの自立を目指した イワン・スヴィット
日本への熱い思い ステパン・レヴィンスキイ
20世紀のマルコ・ポーロ ソフィア・ヤブロンスカ・ウデン
ハプスブルク家出身の「ウクライナ人」 ヴァシーリ・ヴィシヴァニイ

著者等紹介

ホメンコ,オリガ[ホメンコ,オリガ] [Хоменко,Ольга]
キエフ生まれ。キエフ国立大学文学部卒業、東京大学大学院地域文化研究科で博士号取得。元ハーバード大学ウクライナ研究所客員研究員。キエフ経済大学とキエフ・モヒラ・アカデミーで助教授をつとめ、現在はキエフ・モヒラ・ビジネススクール助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

107
18世紀から20世紀にかけての詩人、聖職者、研究者、作曲家、画家、実業家、文学者などが紹介されており、日本に関わる人もいた。ウクライナ🇺🇦の国旗は、ミハイロ・テレシチェンコ家の紋章から由来していることや、20世紀初頭ロシア極東の人口150万人のうち約100万人はウクライナ人であったこと、そのため満州国ハルビンでウクライナ人コミュニティとの交流があったことなど知った。「私の家は一番端っこ」彼らにとっての国境は、不安と自由というアンビヴァレントな感情を持つもの。We didn't cross the →2022/03/28

どんぐり

83
18世紀から20世紀にかけて国境を越えて活躍したウクライナ人9人+1人。哲学者のスコヴォロダーにはじまり、ヨーグルトの乳酸菌を発見したメーチニコフ、画家のソニア・ドローネーなど日本では知られていない人たちが登場する。歴史的には2つの大きな戦争があり、彼らは国境を接するソ連の圧政や自国の置かれた国難から逃れ自由を求めて異郷の地で活動した。そのなかでも異色の人物が、最後の「赤の大公」と呼ばれるハプスブルグ系の末裔ヴィルヘルム・フォン・エスターライヒ。→2024/12/01

Y2K☮

39
名著。キーワードは「国境」だろう。ウクライナの人が良くも悪くも厳密にそれを意識しないのは(西と東でまた事情が変わってくるようだが)、様々な異国から何度も侵略されてきた歴史の影響かもしれない。つまり現時点の国土が今後もずっとそうであると信じていない、安心できない。常に緊張を強いられている。日本にしか住んだことのない自分には想像するのも難しい感覚。でもだからこそ母国を飛び出すことへの意識的な壁が低く、異郷の地で才能を開花させる人間を多く育んだという解釈も成り立ちそう。日本とは真逆なようでだからこそ近いような。2025/01/14

サトシ@朝練ファイト

33
(22/02/05刊)図書館の新刊棚にあったので。ウクライナにとって国境は東西で全く違った。西の国境は堅固であったが、東はそれほどしっかりしたものではなかった。フム。18世紀のロシアの国境はウクライナ人(またはキエフ人)の手で極東に押し広げられたわけだ。ナルホド、ウクライナ人の気質が何気に伝わってくる気がする。著者は日本に留学の経験があり日本に対する造詣も深い。機会があれば別本も手に取りたい。2022/03/06

Nobuko Hashimoto

29
ウクライナ出身で国外で活躍した10人を紹介する本。著者はウクライナ人だが日本語で書いている。薄い本だが内容は濃い。旅する自由思想家(スコヴォロダー)、免疫学と長寿の研究のさきがけ(メーチニコフ)、最後のロマン派作曲家(ボルトケーヴィチ)、色は命(ドローネー)、社会の利益のために(テレシチェンコ)、空を飛ぶ夢を現実に(シコールスキイ)、極東ウクライナの自立を目指した(スヴィット)、日本への熱い想い(レヴィンスキイ)、20世紀のマルコ・ポーロ(ウデン)、ハプスブルク家出身の「ウクライナ人」(ヴィシヴァニイ)2022/11/10

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