巧拙無二―近代職人の道徳と美意識

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巧拙無二―近代職人の道徳と美意識

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  • サイズ 46判/ページ数 276p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910083001
  • Cコード C0095

内容説明

千代鶴是秀や長谷川幸三郎、嶋村幸三郎、伊藤宗一郎、野村貞夫ら、鍛冶屋や鉋台屋、大工など、知る人ぞ知る名匠たち。超絶技巧を伝えるエピソードに内包された、近代職人の道徳や美意識、仁義、矜持を、異業種の奇才ふたりが語り尽くす。

目次

第1章(仕事道具に触るのは感覚が育ってから;道具鍛冶の名工・千代鶴是秀の修業始め;「お前が本で学んだことではない、お前の一言を言ってみよ」 ほか)
第2章(墨掛け荒掘り五分(鉋台屋・伊藤宗一郎)
理想的な鉋台
名人大工と名人鍛冶の職人仁義合戦 ほか)
第3章 (本当の名刀とは;職人の仁義;土田一郎、千代鶴是秀に出会う ほか)
追記対談 授業科目は、国語と歴史と体育だけ

著者等紹介

甲野善紀[コウノヨシノリ]
1949年、東京生まれ。20代はじめに「人間にとっての自然とは何か」を探究するために武の道へ。1978年、松聲館道場を設立。以来、日本古来の武術を伝書と技の両面から独自に研究し、2000年頃から、その成果がスポーツや音楽、介護、ロボット工学などの分野からも関心を持たれるようになり、海外からも指導を依頼されている。2007年から3年間、神戸女学院大学で客員教授も務めた。2009年、独立研究者の森田真生氏と「この日の学校」を開講。現在、夜間飛行からメールマガジン『風の先・風の跡』を発行している

土田昇[ツチダノボル]
1962年、東京生まれ。土田刃物店三代目店主。父・土田一郎氏より継承した千代鶴是秀作品を研究するとともに、木工手道具全般の目立て、研ぎ、すげ込みなどを行う。神戸に建つ竹中大工道具館の展示や研究にも協力。ものつくり大学技能工芸学部で非常勤講師を務めるかたわら、朝日カルチャーセンターをはじめとする、全国の手道具団体・木工具団体に講師として招聘されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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才谷

1
仕事である以上儲からないとやっていけない、安価で道具が買えるようになった現代に名人は不要なのか。そもそも名人を仕事を評価できる人間が現代に残っているのか。2020/06/24

Go Extreme

0
生活を切り詰め手に入れた名工品・枕元に置いて寝る 最初は雑用→無用な失敗経験をさせない 道具に対する身体惑覚を育てる お前の一言を言ってみよ 職人:仕事をいただき予算や工期に見合った仕事→恥の意識も道徳も取引のうちに生起 卓越者:反省・発見の連続する人生 判断の迷いのなさ→動きのスムーズさ・美しさ 今の俺のを真似してはダメだ とにかく仕事だけに没頭・抑揚などないかのごとくな生活 品行方正に暮らしていても人間は変化劣化 凄まじい才能・人間性は常識を踏み外す 身体がうずいてワナワナ:体惑としての伝承・教育2020/10/27

HASE, Moto

0
大正~昭和を生きた職人たちの矜持や仁義、生き様が語られる。どの名工もとにかく格好いいし、圧倒的にユニーク。2020/06/20

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