インスタグラム―野望の果ての真実

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インスタグラム―野望の果ての真実

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  • サイズ 46判/ページ数 461p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910063188
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

内容説明

「写真の共有」というシンプルなコンセプトで生活、文化、ビジネスに革命を起こしたSNS、インスタグラム。社員数わずか17人だった同社は2012年、前代未聞の10億ドル(1100億円)でフェイスブックに買収される。その後、全世界ユーザー数は10億人(日本国内3300万人)を突破。だがフェイスブックCEOマーク・ザッカーバーグの野心、そして決定的なビジョンのズレにより、その内側は想像を超えたカオスに満ちている。創業者は何を追い、ケタ外れの重圧にどう対峙し、どう「敗北」したのか?われわれが学ぶべき最大の教訓とは?苦難に立ち向かうすべてのビジネスパーソンに贈る、至高のビジネスブック。

目次

プロジェクト・コードネーム
成功の混沌
驚き
天国と地獄のはざまの夏
「さっと動いてどんどん打ち破れ!」
君臨
新たなるセレブの誕生
インスタ映えの追求
スナップチャット問題
共食い
他のフェイクニュース
CEO

著者等紹介

フライヤー,サラ[フライヤー,サラ] [Frier,Sarah]
ブルームバーグ誌シニア記者。サンフランシスコを拠点にフェイスブック、インスタグラム、ツイッター等の創業者らを取材し、巻頭記事を多数執筆。彼女のフェイスブック取材記事は同社CEOマーク・ザッカーバーグを召喚した米議会公聴会でも引用され、大きな反響を呼んだ。『インスタグラム』は、初の単著ながら英語圏の名だたる報道機関の年間ベストブック賞を受賞し、世界20か国語で刊行が決定している

井口耕二[イノクチコウジ]
翻訳者。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て技術・実務翻訳者として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

75
インスタグラムがフェイスブック(現Meta社)の傘下に入ったのは2012年9月。創業者のシストロムとクリーガーは、買収した会社を吸収しないというザッカーバーグのM&Aの提示を受け入れ、10億ドルで身売りした。以降二人は、2018年9月に退任するまで経営にあたった。本書は、その間のインスタグラムとフェイスブックの事業の発展を関係者に取材したもの。フェイスブックのとった道は、スマホを持つ人がずっと使い続けることができる魅力を高めていくこと。→2021/12/14

ミライ

32
インスタグラムの共同創業者ケビン・シストロムを主人公として、インスタの立ち上げ~フェイスブックの買収~10億人ユーザー突破~シストロムのインスタCEO退任までを描いたテック企業の大河物語。インスタのストーリーを導入するまでの苦悩など、テクノロジー的な内容も多いが、インスタが巨大企業フェイスブックに買収されてから、急速にユーザー数を拡大していく中で、フェイスブック内の社内政治に巻き込まれていく最中でのシストロムの葛藤がリアルで面白い。450ページ超と長いが、一冊の長編小説みたいなかんじでスラっと読めた。2022/02/21

ちょこ

13
インスタができてからFacebookに買収され創業者が去るまでの日々を描いた本。社員数僅か17人の会社を買収したのは後々Facebookにとって脅威になることを恐れたから。そして事実、インスタは大きくなった。しかしまああれね、ザッカーバーグめっちゃ口出ししてくるのよな。インスタとしても譲れない部分とのせめぎ合い見てるとモヤモヤはするなあ。あー私ザッカーバーグ好きじゃないわーって。時系列ではなくアルゴリズム導入したのはアプリの使用時間伸ばすためらしいが、時系列の大切さがわからないなんてバカって言いたくなるわ2023/08/29

Hiroo Shimoda

9
インスタとFacebookがこれほどまでに理念と文化が違うとは。PMIを考えるにあたりなかなか面白い。2021/11/28

人生ゴルディアス

7
とても面白かった。インスタは、創業者が旅行中に妻から写真を綺麗に加工するフィルターつけて投稿できるようにしたら? の一言で生まれた、みたいな単純な説明を読んだことがあっただけなので、運がよかったんかなくらいの認識だったが、すごい美意識と方法論に支えられていたのだと理解できた。そしてFBというかザッカーバーグの邪悪さよ。FBに会社売った人は基本不幸になってる気がする。2021/10/04

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