角川文庫<br> 誰がために鐘を鳴らす

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角川文庫
誰がために鐘を鳴らす

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041077504
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

翌年の廃校が決まっている、男子だらけの県立高に通う錫之助。ある日、担任から音楽室の片付けを命じられハンドベルを見つける。その音色に魅せられ、居合わせた3人の同級生――イケメンでそつがない播須、いじめられ体質の美馬、不良の土屋とハンドベル部を創立することになる。顧問は担任でお地蔵さん似の教師、あだ名は「ダイブツ」。チームワークもバラバラ、音楽の知識もないメンバーで、「女子高のハンドベル部との交流」という不純な目標から始まった部活動。だが、4人は徐々に演奏の面白さに目覚め、出会う人々の輪は広がってゆき…。卒業目前、錫之助がハンドベルの演奏を通して見た未来とは? 一人では絶対に演奏できない楽器、それがハンドベル。4人の凸凹男子高校生と独身教師が奏でる、笑えて泣ける青春物語! 文庫オリジナル書き下ろし短編「まつげに積もる雪」も収録!

内容説明

来年には廃校、共学なのに女子がゼロ、の高校に通う錫之助。担任のダイブツに頼まれて、同級生の土屋、播須、美馬と音楽室を片付けていたら、昔使われていたハンドベルを見つける。女子高との合同練習目当てに4人はハンドベル部を結成することに。チームワークはバラバラ、経験もナシ。だが徐々に演奏の魅力に目覚めていく。男子高校生と独身教師が奏でる、笑えて泣ける青春物語。書き下ろし短編「まつげに積もる雪」も収録。

著者等紹介

山本幸久[ヤマモトユキヒサ]
1966年東京都生まれ。2003年『笑う招き猫』で第16回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。人情味あふれるあたたかな作風で人気を博す。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エドワード

31
生徒数が減り今年度で廃校となる県立諏那高校。偶然見つかったハンドベル。四人の生徒と二人の先生で演奏を始める物語。山本幸久さんは実際に演奏経験があるのか、演奏の描写が実に詳しい。個性的な錫之助、美馬、土屋、播須が、時に諍い、時に協力して困難を克服する日々が青春だね。彼らにからむ霧賀久仁子―「店長がいっぱい」に出て来るキャリアウーマンが隣の名門女子校のハンドベル部OGというところがミソだ。その神秘的な音色はクリスマスに似合う。途中サスペンスなドラマを挟み、高校が無くなった後も四人の友情は永遠に続くだろう。2022/04/19

タルシル📖ヨムノスキー

29
高校生の音楽モノだと、吹部かバンドが定番だが、なんとこの物語はハンドベル部!どこからこういう発想が出てくるんだろう。偶然顔を合わせた4人と、行きがかり上顧問になった先生が、いろいろな問題を乗り越えながらコンサートを成功させるという言ってしまえばベタなストーリー展開だけど、テンポがよくスッと物語に入り込めた。そういえば山本作品に悪役キャラって初めてかも。コレについてはきっちり決着をつけてほしかった。恒例のコラボは〝店長がいっぱい〟の霧賀女史。しかもゲストではなく大活躍。遠い学生時代を思い出してしんみり。2020/06/01

Atsushi Kobayashi

23
ある意味ふつーの青少年小説だけど、テンポも良くって、微妙に伏線ができていて、非常によろしいです。。。2019/04/12

20
ジャケ読みした作品。できすぎですが、お話しだもん、楽しかったです^ ^ハンドベルは、触ったことないなぁ、結婚式場のバイトをしてた時、余興でしてた方々がいたのを思い出しました。記憶って面白い♪2025/05/25

NAOAMI

19
鐘は鳴るではなく、鳴らす。詰襟(ジャージ兎も)を着た動物がハンドベルを持つ表紙。ダメ高校男子が「ひょんなことから」はまり、大会で優勝パターン?前半は始めた理由も含め予想通り。その基本線に未来への不安や家族や人間関係の問題が絡まり、さらにお仕事小説の側面を通しての和解仕掛け等、厚みを増して展開する。90歳にみえる名伯楽、生徒を案じる44歳独身教師、ハンドベル部OG友々家の霧賀も登場し、脇役達も多彩。唯一の悪役から大切な物を奪還、付け焼き刃が奏功する大立回り。名誉の負傷からのキュン要素と、盛りだくさんな一冊。2020/10/20

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