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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
23
★★★☆ 前巻の引きがかなり気になる終わり方だったので、どう話を繋げていくのかと続きを楽しみに待っていた今作。思いのほか刑務所暮らしは続かず、どちらかというと刑務所内での出会いから新たなゴタゴタに巻き込まれていく構図。前巻では主人公・杉宿の弟子四人衆がまさかの敵対関係という構図で物語が進んだため、今巻の完全に味方という立ち位置で話が展開されていくところはかなり良かったと思う。ただ、中盤以降くノ一ちゃん達の出番はほとんど用意されておらず、むしろ彼女達とは違うくノ一がクローズアップされているため少し残念→2020/05/16
真白優樹
8
網走の特殊刑務所に収監された総覇が謎の忍びの集団に殺害された先輩囚人の願いを叶える為脱獄し札幌を駆ける中、くノ一ちゃん達がデートついでに同道する今巻。―――忍びのデートは物騒に、雪の世界を壊す程に。受けた義理を返す為、最後の願いを叶える為に。北海道狭しと暴れ回り、北国に巣食う忍者集団を相手に大立ち回りを繰り広げる巻であり、弟子を傷つけられたお礼参りと言わんばかりに総覇が暴れ回る、一巻にも増して熱さがみなぎる巻である。脱獄の先、思いついた一手は果たして実るのか、彼は助かるのか。 次巻も須らく期待である。2020/05/08
リク@ぼっち党員
5
1巻はとあるっぽかったけど、2巻はヘヴィーオブジェクトっぽかった。事件に巻き込まれてあれよあれよと規模がデカくなるこの感じ、どっかのバカそっくりだ…。というわけでかまちーらしさ全開。網走送りにされた杉宿が怒涛の展開で巣食う闇に立ち向かう。善悪が定まらないまま進むので最後まで楽しめた。あと今回はお忍びデートに浮かれるヒロインというラブコメチックな要素もあったのに、最終的に弟子4人をぽっぽいて男相手に相棒と手を合わせるところがかまちーすぎる。弟子たちの苦難は続きそうだ。2020/05/17
ぺおる
4
前巻に比べると少し異なる味わいだがやはり好み。アウトローを書くときの鎌池には心なし熱が籠っているように感じる。個人的には前巻の内容を承けての『羆』の構造と杉宿自身の符号や花梨姫を取り巻く種々の要素が好き。徹底的に忍術の仕組みが(疑似)科学に基づいているのも、社会システムの発展ベクトルが現代日本と異なることと相俟ってSFの風味を増している。2020/05/23
菊地
3
前巻が重い終わり方をしただけにどうなるかと思ったら、良くも悪くも重苦しい感じにならなかった。今回もこの作者らしいスケール感のアクションで楽しい。しかし、1巻の内容には寄り添ったタイトルだとは思うけど、2巻以降もこのままのタイトルで進んでいくのはどうなんだろう。2020/05/18




