内容説明
病気療養に対する世の中の認識は甘すぎる。ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者と関わりの強い著者が、難病患者と社会制度の関係に警鐘を鳴らす。
目次
第1章 一般的な疾病の終末期、筋萎縮性側索硬化症の終末、そこから見えてくる問題点
第2章 健常者と障害者との区別は何か
第3章 人工呼吸器(ALS療養生活)を取り入れない理由
第4章 延命治療を取り入れた場合
第5章 ALS(筋萎縮性側索硬化症)について
第6章 筆者が考える物事の捉え方
第7章 まとめ
著者等紹介
山田なっちゅう優[ヤマダナッチュウユウ]
1985年生まれ。秋田県生まれ(幼少期まで)、千葉県育ち。高校の時にボランティアとの関わりがあり、大学時代にはALS患者さんを大学に招いて講義する裏方、また、大学院にも行き、論文にもALS患者を地域(在宅での地域)とのかかわり方をもたせるためにはどのような関わり方を一般住民がすればいいのかを論文として執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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