内容説明
地球環境のために今、一人ひとりができること。“森里海のつながり―いのちの循環”を基本テーマに投げかけられた72編のメッセージは、自然と社会の“再生”へ向かう大きな道しるべともなるだろう。自然環境、生物多様性、持続可能社会の源となる“つながり”の大切さを考える入門講座として、「森里海連環学辞典」としての広がりを願って―。認定NPO法人シニア自然大学校地球環境自然学講座記録(2015~18年)の書籍化。
目次
森についての知識を広げる
山を活かし、山に生きる
森を通した地域活動を知る
川と淡水魚についての理解を深める
琵琶湖環境についての理解を深める
陸と海の境界の役割を理解する
海の生物への理解を深める
恵み豊かな海を取り戻す
海とのふれあい・文化・地域活動を知る
農を取り巻く環境を知る
消費者としての環境意識を高める
水を取りまく国内外事情を知る
視点を変えて生き物を見る
世界の自然を知る
東日本大震災復興について知る
森里海のつながりから地域創生を考える
著者等紹介
田中克[タナカマサル]
京都大学名誉教授。森から海までの多様なつながりとその再生をめざす統合学「森里海連環学」を創設。国民的社会運動「森は海の恋人」との協働により、“瀕死の海”有明海や“震災の海”三陸沿岸の水際再生に、海と生きる日本の未来を見据える。シーカヤックにより漁村を巡る「海遍路」に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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