内容説明
本書は、学習院大学文学部高見健一教授のご退職を記念して、高見先生の長年の研究仲間、同僚、教え子が集まり書き下ろした最新の論文集である。高見先生ご自身の論文はもちろん、ハーバード大学名誉教授久野〓先生の論文も収められている。内容は、機能的構文論、統語論、意味論、音声学、語用論と多彩で、どの論文も、高見先生が常に大切にされている言語事実の正確な観察からはじまり、それを土台に議論が展開されている。
目次
思い出の記(高見先生の思い出;追悼 高見さんの思い出)
寄稿論文(英語史における他動性(transitivity)の方向
Kuno and Takami(1993)の再考
日本語におけるsyntax spurtの特徴づけ
日本語プロソディーに見られる語用論的側面
They had the game won.は「彼らは試合に勝った」のか―「完了」のhave+o+pp構文の意味分析
否定辞融合助動詞で始まる疑問文のデフォルト解釈
日英対照「なぜか受身か」試論
統語的難問―“It is Adjective of NP to VP”構文の構造と派生 ほか)
著者等紹介
平田一郎[ヒラタイチロウ]
学習院大学教授
行田勇[ギョウダイサム]
大妻女子大学教授
保坂道雄[ホサカミチオ]
日本大学教授
江連和章[エヅレカズアキ]
大妻女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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