感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねお
16
同世代で専門職として活躍している姿と型にとらわれない生き方に魅力を感じ、手に取った。ジェンダーに関する知識は並よりも多くあると思っていたが、本書を読んで、全然わかっていなかった、と思った。そもそも、他人のことを完全にわかるということはできないし、セクシュアリティは無限にあるグラデーションだ。「普通の女性」という自認をしていたところから、自分のセクシュアリティに気づいていく過程や社会の目や家族の規範の中から自分らしさを開花させていくまでの痛み、そして家族や社会と上手く対話していく方法等唯一無二の人生に乾杯!2021/05/07
Mao
6
大切なのは、想像力を働かせて相手を見ること、自分の「普通」を相手に押し付けないこと。(p90) みんながこうできる世界は住みやすいだろうなあ2020/10/26
ありんこ
5
小さい頃から、今までの感情の変遷を赤裸々に文章にしています。大学院で学び、資格を取得していますが、それに加えていろいろな知識が豊富な方だと思いました。すべてをさらけ出してまで、世の中に発信していきたいという強い思いが伝わってくる一冊でした。2021/05/14
やんちゃっこ
5
とても幅広く、様々なことが詰まった一冊。差別や偏見、性別、マイノリティとマジョルティ…。臨床心理士であり一人の人間である著者の目線で綴られているので、心理学勉強中の私には興味深かった。 語り口は堅苦しくなく読みやすかったし、心にスッとはいってくる感じ。 「誰もがマジョルティでありマイノリティ」 「自分らしく生きることを大切に」 私自身も思っていたことと同じだ!と嬉しかったし、我が子に押し付けがましくなく伝えたい大切なことでもある。 誰もが生きやすい世の中になって欲しいと切に願います。2020/10/02
GX
4
自分自身との、パートナーとの、会話をいくつも積み重ね、理解すること、理解されることを諦めないで、会話をする努力を継続することで、はじめて得られた言葉、パートナーとの信頼関係なのでしょうね。YouTubeも観ました。いい感じですね。2020/12/31
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