街の本屋は誰に殺されているのか?―倒産相次ぐ街の本屋。この連続殺人の裏にいる犯人とは…

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街の本屋は誰に殺されているのか?―倒産相次ぐ街の本屋。この連続殺人の裏にいる犯人とは…

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784910017846
  • NDC分類 024.1
  • Cコード C0034

内容説明

制度を守ることが、現場を壊してしまう。なぜ、先進国で唯一、日本だけが街の本屋を失い続けているのか?再販制度・委託販売・発売日協定―出版界の“3つの聖域”に切り込み、その不合理な真実を解き明かす。偶然の出会いが生まれる街の本屋を守るのは、今がラストチャンスだ。本と本屋を愛するすべての読者に問いかける、渾身の一冊。

目次

プロローグ―過去の栄光にしがみつくこの国で
第1章 日本の本屋が消えていく理由 なぜ、街の本屋が消えていくのか?
第2章 本屋が守られている国と失う国 海外では、なぜ本屋が減っていないのか?
第3章 街の本屋を守るために、“出版界の当たり前”を疑え
第4章 本屋“進化”の最前線―現場から始まる本屋の未来
第5章 本屋が主導する流通改革―出版業界の構造
第6章 制度が守り、制度が壊す―出版界の「進化できない構造」
第7章 「守られた業界は、こうして滅びる」―制度疲労に沈む日本社会
第8章 未来の本屋が灯す希望―文化と知の交差点へ
エピローグ―街に本屋があるということ

著者等紹介

小島俊一[コジマシュンイチ]
福岡県生まれ。明治大学政治経済学部卒。書店経営、取次会社執行役員、出版社顧問、著者という出版界の主要なジャンルを経験した唯一の業界人。現在は講演・企業研修の講師として、また中小企業コンサルタントとして全国で活動中。出版業界の構造と経済合理性に基づいた制度改革を提言し続けている。中小企業診断士・産業カウンセラー・政経懇話会講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanonlicht

56
ここ20年の間に日本全国で本屋の数が半減した理由を、書籍の価格を店が自由に決められない「再販制度」や取次を介した「委託制度」など、古い慣習から脱却できない業界の体質にあると主張する。海外の取り組みや出版業界の新しい取り組みなども紹介されているけれど、どれも消費者の視点が置き去りにされている気がしてイマイチ響かないんだよなー。実際、本屋を欲しているのは我々世代までで、環境やコストを考えると将来的にデジタルへの移行は避けられないと思う。そのとき逆に紙の本や本屋の価値が再定義されるような気がしないでもない。2026/01/27

kubottar

28
本質が書かれてないと感じました。なぜ書店が減少したのか?それは雑誌の売上が書籍を下回るくらい売れなくなったからです。逆にいえば今までの書店の興隆は雑誌の売上のおかげです。96年のジャンプ600万部突破までは書店も増えてましたが、雑誌が落ちていくのと比例して書店も減っていきます。つまり、雑誌が死んだ今、書店は本物の本好きだけが行く場所になってしまったんです。そしていつの時代も本物は少ない。だから書店数が減ることは逆にいいことだと思ってます。文学が復活する土台が出来始めてる。そんな予感がします。2025/12/15

えすてい

16
ちょうど三年前、自他共に認める「尖った品揃え」で熱心なファンに支えられた名物書店が閉店した。アニメ・理工系・PCなどに特化した店づくりだったが、「尖った品揃え」は書店経営には何も助け舟にならないことを意味した。即ち、著者が終始口酸っぱく指摘する出版物の流通・販売システムにがんじがらめである以上、店内の売り場を「尖った」本や雑誌で揃えても何の抵抗にもならなかったのだ。この書店はグループ内他店に一部商品が継承されたが成年向けは継承されなかった。程なく居抜きで入ったのは全国大手リサイクル店。虚しい最後だった。2026/01/28

金吾庄左ェ門

10
フランスの反Amazon法や何がしかの優遇政策には断固反対ですが、取次制度や再販制度の廃止には賛成します。図書館は有料化すればいいのです。それとKADOKAWAの直接取引が紹介されていましたが、これは『本の雑誌』の黒い座談会で批判されていたやつではないですかね。私個人の意見は本屋はエロ本を置けです。老人・女性・子供は三悪として男性客に配慮した店づくりこそ必要だと思っています。何十年後かに、紙芝居屋のごとく「昔はお金払って紙の本を買って読んでいたんだよ~」「今はネットでタダの時代だよね~」とならないために。2025/11/08

decomo

7
なるほどなぁー変われないからこうなったのかー 地方の30万都市だけど 本屋は大型書店2件のみ 所謂地元の本屋はもうなくなってしまいましたよ 確かに昔の本屋ってもう少し面白かったなぁ 江別市の蔦屋書店はその点 すっごく楽しいです あんな感じの小さい本屋さんあればいいのに 古本屋も近所のはなくなったのよねー 結局図書館行ってしまう2026/02/04

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