内容説明
織りと本と桜の木。ゆったりと大切にしてきた時間が主役の普通の暮らし。
目次
桜の木が一本
家
本棚
外壁の塗装
風の仕事
時の仕事
料理
蝉時雨
働く
零細家内工業
看板
空白の五ヶ月
取り残される
相棒
店
生き物
文字盤のない時計
すぐ忘れるんだから
ことばの風景
海の方法
ふるさと大槌
二重写しの風景
一之さん、道子さんのこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わかば
0
とても良かった。時間というものがつくる流れの貴重さがひしひしと感じられた。取り残されるというエッセイでは泣いてしまった。大人であるということは、子どもである自分を受け入れていくことなのかもしれないと思った。2021/04/04
