出版社内容情報
三線はご存じのとおり、ニシキヘビの革を胴に張り、3本の弦を弾いて鳴らす沖縄を代表する楽器です。
主に演奏者によって弾き、歌われるため、「歌三線」と呼ばれています。8886の30文字の琉歌や5586の24字からなる仲風などで構成。
ユイユイ、ヒヤミカチ節、安里屋ユンタなど著名な曲もありますが、その一方で歌われることの少ない消滅が心配される曲目も、また多いのです。
著者は、消滅の危機にある古典の曲にも着目し、歌詞を採集。
沖縄各地の歌の生まれた現場もおとずれ、沖縄人のこころに迫ります。
文献的な価値も高い一書です。
内容説明
先人の知恵…。琉歌と沖縄の心意気。それは、生気に満ちた社会を築いてきた公共財。歌意と随想でたどる沖縄の源流。琉歌を知れば、沖縄の心がわかる!野村流古典音楽保存会の全歌詞を収録。
目次
琉球古典音楽の系譜
野村流の曲と歌意・随想
かぎやで風節
恩納節
中城はんた前節
こてい節
謝敷節
早作田節
平敷節
白瀬走川節
くにや節
辺野喜節
大兼久節
金武節
仲村渠節
出砂節
瓦屋節
仲順節
仲間節
つなぎ節〔ほか〕
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