内容説明
音楽、クラフトビール、TikTok、豆腐屋、祭祀、ロックフェスに伝統劇――多彩な書き手が一堂に会し、それぞれの視点と切り口で描く、ファンキーな中国体験記!音楽家や収集家、映画祭主催者、祭祀採音者、研究者など13人が集まり、自身の体験した「中国」をそれぞれが思う存分に綴ったエッセイ集を刊行。80年代の「魔都」上海と食の記憶、中国の村に出現したド派手なステージでのライブ、TikTokで見つけた瀋陽公園で溌溂と踊る人々。70年代の文革期から現代中国という時代をまたにかけ、北京の胡同(フートン)から雲南省、果てはフランスや台湾、モンゴルにまでエッセイの舞台が広がっていく。中国といえば国家や政治や歴史という大きなイメージをつい頭に浮かべてしまいがちですが、人と人が出会う小さな瞬間にこそ、かけがえのないものがある。そんな、ひとつの希望を感じるような一冊を刊行します。
著者等紹介
井口淳子[イグチジュンコ]
専門は音楽学、民族音楽学。文学博士。主な研究テーマは中国農村の音楽・芸能、および東アジアの洋楽受容(特に上海租界と大阪)。大阪音楽大学教員
山本佳奈子[ヤマモトカナコ]
アジアを読む文芸誌『オフショア』発行人で、ライター(インタビュー・ルポ・エッセイ)、編集者。1983年生まれ、尼崎市出身。2011年、東アジア各都市を訪れ現地のライブハウスやギャラリーをめぐり音楽家やアーティストらと交流を深めたことから、アジアの文化を日本語で発信するメディア「オフショア」を立ち上げた。アジア各地からの音楽バンド来日ツアーやドキュメンタリー映画上映会ツアーもプロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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