内容説明
竹中正久、中野太郎など「伝説の侠客」たちの服役中の姿、そして組員の「獄中死」の真相とは?
目次
第1章 極道と懲役と私
第2章 人生で必要なことは、すべて獄中で学んだ
第3章 塀の中から見た山一抗争
第4章 裁判官、弁護士をめぐる攻防戦
第5章 警察官、刑務官というお仕事
第6章 あるやくざの獄中死
第7章 出所後の理想と現実
著者等紹介
竹垣悟[タケガキサトル]
1951年生まれ、兵庫県姫路市出身。義竜会会長、初代竹中組組長秘書、のちに竹中武組長の下で若頭補佐、中野会若頭補佐、古川組舎弟頭補佐を歴任。2005年に二代目古川組の盃を拒否して破門処分となり、カタギとなる。現在は暴力団員の更生を支援するNPO法人「五仁會」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
17
斜め読み。2025/04/20
Jam
3
カタギにはまず無縁であろう任侠の世界と付き物である懲役に関するお話し。裁く人裁かれる人どちらも人間である。人間性と社会、暗黙のルール…知れば知るほど闇である。明るみにはならないが、世の中どこかで繋がっていて、良し悪しにかかわらず人間は残虐である。2023/06/06
sheep book
0
「懲役で本を読む」というのは聞く話です。出てからを見据えられる人は強いです。意外とコミュニケーションはとれている印象ですが、常に懲罰と隣り合わせです。2024/09/07