内容説明
ローカル線建設ブームから、再生をめざす現状までを完全解説!なぜ建設され続けたのか?なぜ危機を迎えたのか?JR各社が「単独維持困難路線」を続々発表、災害で運休中の路線が再開を断念…公共交通機関研究の第一人者が、超一級資料から読み解いた「問題の本質」と「存続への処方箋」。
目次
第1部 なぜローカル線は建設されたのか 明治~昭和戦前篇(地方鉄道の勃興;軽便鉄道の躍進;鉄道省による地方路線の建設 ほか)
第2部 新線建設と廃線の狭間で 昭和戦後篇(数後復興の象徴としての地方路線建設;「高度経済成長」の牽引車としての鉄道;経営改善を迫られる国鉄 ほか)
第3部 再構築を迫られるローカル線 平成~令和篇(国鉄の分割民営化とローカル線政策の変化;ローカル線維持のための方策;大手私鉄のローカル線への取り組み ほか)
資料篇
著者等紹介
佐藤信之[サトウノブユキ]
1956年、東京都江戸川区生まれ。亜細亜大学講師、一般社団法人交通環境整備ネットワーク相談役、公益事業学会、日本交通学会会員。専攻・交通政策論、日本産業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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