「外交オンチ」が日本経済を破壊する！―間違いだらけの日本の「経済安全保障」

〓橋 洋一【著】

清談社Ｐｕｂｌｉｃｏ（2022/08発売）

• サイズ 46判／ページ数 216p／高さ 19cm
• 商品コード 9784909979346
• NDC分類 332.107
• Cコード C0036

内容説明

ロシア・ウクライナ戦争で、日本経済はどうなる？なぜ、「国益」を損ねる政策がまかり通るのか？元内閣官房参与だから書けた「無策」の真相と「生き残り」の方策！日本の官僚やマスコミだけが知らない「世界標準の常識」を徹底解説！

目次

第１章　「外交オンチ」が気づかないウクライナ戦争の真実―「データ」と「ファクト」で読み解く世界の今後と日本への影響―（プーチンが「戦勝記念日演説」で犯した致命的なミス；戦争の「大義名分」は「勝てば官軍」でしかない　ほか）
第２章　間違いだらけの日本の「経済安全保障」―岸田政権の「外交オンチ」が国益を危険にさらす（岸田政権が看板に掲げる「経済安全保障推進法」とは；「当たり前の話」がわからない人々　ほか）
第３章　「経済オンチ」が知らない「為替」のカラクリ―「円安」「円高」をめぐるメディアのデタラメ（日本の高度経済成長は「１ドル３６０円」のおかげだった；メディアが解説する「円安の理由」のデタラメ　ほか）
第４章　岸田「経済オンチ」政権のウソ―「ド文系」政策が日本経済をメチャクチャにする（岸田総理が提唱する「新しい資本主義」とは何か；「規制改革」がなければ、成長戦略は描けない　ほか）

著者等紹介

〓橋洋一［タカハシヨウイチ］
嘉悦大学教授、株式会社政策工房代表取締役会長。１９５５年東京都生まれ。都立小石川高校（現・都立小石川中等教育学校）を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士（政策研究）。１９８０年に大蔵省（現・財務省）入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官（経済財政諮問会議特命室）、内閣参事官（首相官邸）などを歴任。小泉内閣・第１次安倍内閣ではブレーンとして活躍。２００８年に退官。その後、２０２０年１０月から２０２１年５月まで内閣官房参与を務める。著書に、第１７回山本七平賞を受賞した『さらば財務省！官僚すべてを敵にした男の告白』（講談社）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[なななな]

ほんの少し前に書かれた本のようですが、なかなか岸田政権に厳しい本でした。ご指摘ごもっともという内容ですが、言い回しが手厳しいような。

2022/08/23

[アンコ釘]

日本の国益のために働くという当たり前の話がわからない人が主導する外交、経済安全保障により日本が破壊されていることがよくわかる。『外交オンチ』『経済オンチ』という中途半端にやさしい言葉で見逃してきた結果が日本弱体化である。韓国朝鮮中国のために働きたい　日本の成長より韓国の成長を　日本の技術・お金を中国へという誤った人間、内なる敵　反日左翼が主導する日本国民の活力を奪う日本経済破壊活動を最優先で断ち切らないと平和ボケ日本にまともな外交政策、経済政策は生まれないと確信する。

2023/09/14

[ホリエンテス]

22年5月時点の本。 あれから安倍さんも暗殺されて、G7サミットもやって解散もないまま進んでいるが、岸田政権の成果はどうだろう。 表立って問題がある政権にも思えないが、安倍菅政権時代と比較しても信念が感じられない気はする。手元の課題には対処しているが大きな課題に対してはどうなのかな。防衛費増額とか必要な事はやっている気もするが。

2023/07/19