IT戦争の支配者たち―「半導体不足」で大崩壊する日本の産業

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IT戦争の支配者たち―「半導体不足」で大崩壊する日本の産業

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  • サイズ 46判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909979322
  • NDC分類 549.8
  • Cコード C0036

内容説明

私が、刑事告訴されてまで告発したかった「真実」とは?世界のIT産業、家電、通信、コンピュータ、兵器、自動車産業などの「頭脳」をつかさどる半導体産業を牛耳る「財閥」の姿と、その戦略の全貌を明かす!―そして、日本が“彼ら”に立ち向かうために、何をすべきか?

目次

はじめに 「半導体不足」と「ITの未来」を知るための一冊
第1章 ITへの無知が国を亡ぼす
第2章 5Gをめぐる暗闘
第3章 半導体業界を支配する闇社会
第4章 「半導体不足」のカラクリ
第5章 日本の半導体産業を破壊したのは誰か
第6章 IT戦争から日本を守る「経済安全保障」とは
おわりに 「次世代に未来を残す」という決意

著者等紹介

深田萌絵[フカダモエ]
ITビジネスアナリスト。Revatron株式会社代表取締役社長。早稲田大学政治経済学部卒。学生時代にファンドで財務分析のインターン、リサーチハウスの株式アナリスト、外資投資銀行勤務の後にリーマンショックで倒産危機に見舞われた企業の民事再生業務に携わった。現在はコンピュータ設計、チップ・ソリューション、AI高速処理設計を国内の大手企業に提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

34
世界の半導体産業の裏側を描いたノンフィクション的作品(著者は深田萌絵さん)。かつて日本が世界の半分くらいのシェアを抱えていた半導体産業も現在の世界シェアは6%くらいに下がっている。本書では、日本の半導体技術がどうして没落したのかがリアルに描かれる。特に台湾と中国の半導体関連企業の関係性がよくわかった(ここは全部繋がっていて、裏社会や利権の真っ黒い影が蠢いているのが怖い…)。プレイステーション5がなぜ何年も品切れが続いているのか知りたい人にオススメ。2022/07/01

Mark X Japan

17
著者は、久々の女傑です。半導体もそうですが、その前の液晶テレビの技術あたりから、気になっていた悪い流れがあります。それは、技術の流失による(不当な)廉価製品で競争力をなくして、海外企業に買収されることです。小金をもらって韓国や台湾に技術を流失した売国奴は、絶対に許せないです。昨今の自動車向け半導体不足も、ただの売り惜しみのようです。6Gや著者の考える半導体のリユースで、この苦境をゲームチェンジして欲しいです。☆:4.52022/08/16

aisapia

13
日本は本当にマズイ。日本ではいつ、誰が住宅に侵入したのかを立証できなければ盗聴自体は合法。スパイ防止法がないので大切な技術力はどんどん台湾などに奪われ日本は衰退。熊本に誘致されるTSMCは現在不足している自動車用の車載チップを熊本では作らない。中国がウイグルやチベット、香港を手にしたのは軍事侵攻したからではなく、現地人の汚職と中国人の入植による実質支配。半導体チップの製造は猛毒の汚染物質を排出する。ゴミになってもヒ素などが使われてるので有害。リユーサブルのチップが今必要とされる。2023/01/29

Honey

8
胃が痛くなるような現状ですが、諦めるわけにはいきません。 頑張ろう、正義の日本!2022/07/13

☆やす

5
なかなかの深田萌絵節である。どこまでが本当なのか疑いたくなる話題もあるが、『日本の半導体』の衰退が続く中、政府はTSMCに補助金を出し更にこの国をダメにしようとしていると論じる。我が国が唯一高シェアを守っていた半導体製造装置と半導体材料も『骨抜き』にされるだろうと。台湾・中国の本気度にビビる‥2023/01/16

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