内容説明
ナンタケット島で日本人として唯一認められたナンタケットバスケット作家、八代江津子が紹介するナンタケットバスケットの世界。島と捕鯨の歴史・バスケットの誕生と発展、その美しさと魅力のすべて。
目次
ナンタケットバスケットを愛するすべての人へ
アメリカ東海岸。ボストンの南。ケープコッドから30マイルと少し南の小さな島。
捕鯨―島に豊かさを与え、バスケットに命を吹きかける。
海で生まれ、海で育った、海の似合うかご
バスケット事典
ナンタケットバスケットに関わる職人たち
ナンタケットライトシップバスケット美術館
楽しい仲間と出会えるナンタケットバスケット教室
おわりに 感謝の気持ち
著者等紹介
八代江津子[ヤシロエツコ]
1994年、初めて訪れたナンタケット島でバスケットに出会う。1996年、パット・ケーン氏からバスケットの基礎を習得する。その後、ナンタケット島のバスケット制作の第一人者、アラン・リード氏に師事し、現在に至る。1999年に正式にバスケット制作教育を目的とした「ニューイングランド・ナンタケットバスケット協会」を設立、ケンブリッジ市、ブルックライン市、サンフランシスコ市、サンノゼ市、ロサンゼルス市にてクラスを開催。2005年よりナンタケットライトシップバスケット美術館に作品が展示され、ナンタケット島にてナンタケットバスケット制作者として認知される。2006年、「グレイミスト・エンタープライズ」を設立、ナンタケットバスケット材料店、グレイミストショップをボストン近郊ケンブリッジ市、東京・南青山に展開。2016年、「日本ナンタケットバスケット」を設立、日本にナンタケットバスケットを紹介している。現在、マサチューセッツ州ボストン近郊のコンコード市内に夫と住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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