目次
序論 「鈴木道太文庫」の価値と鈴木道太研究の今日的意義
第1部 戦前・戦中編―綴方教師としての活躍から弾圧へ(鈴木道太の教育論と生活綴方論の展開―戦前期を中心にして;鈴木道太における教育と福祉―「はみ出した教育」と福祉へのアプローチ;『赤い鳥』と生活綴方―鈴木道太の実践を通して考える ほか)
第2部 戦後編―町役場職員・児童福祉司としての出発(鈴木道太と地域文化創造―「新しい土の文化」をかかげて;児童福祉の開拓者としての鈴木道太―「キャロル女史の講義」ノートと児童相談所におけるケースワークの草分け;青少年保護・健全育成施策における鈴木道太の非行防止論 ほか)
第3部 資料編
著者等紹介
増山均[マシヤマヒトシ]
1948年栃木県宇都宮市生まれ。1972年東京教育大学文学部哲学科卒業。1978年東京都立大学人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。1982年日本福祉大学女子短期大学部講師、助教授、同大学社会福祉学部教授。2001年早稲田大学文学部教授、早稲田大学文学学術院教授を経て2018年~早稲田大学名誉教授。専門は、社会教育学、社会福祉学。子育て問題、教育・福祉問題、子どもの人権と文化問題など、総合的視点から「子ども研究」を進めている。現在、日本学童保育学会代表理事、日本子どもを守る会会長、子どもの権利条約市民NGOの会共同代表など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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