出版社内容情報
やりたいことがある人を応援したい。
挑戦している人を応援したい。
これが本書を世に出すことになった著者の一番の想いです。
事業やプロジェクトをしていると、必ず行き詰る場面があります。そんな時、業界や職種を問わず行き詰りを打破できる最強のビジネススキルが「相談する力」です。一般的に相談と聞くと「報連相」をイメージしますが、それとは一線を画します。
■本書の「相談」の特徴
【 目的 】「思い通りに進めるため」ではなく「思い込みを外すため」
【 関係性 】「タテの関係」ではなく「ヨコの関係」
【プロセス】「正解」ではなく「共感」
【 成果 】「解決する」ではなく「ネクストアクションを見つける」
相談相手の視点や経験に基づく情報を参考にしながら、一緒に考えてもらうことで、ネクストアクションへとつながっていき物事が前に進みます。その過程で共感してくれる相談相手が仲間になり小さなうねりが大きな成果へと繋がっていくのです。
「自力」をやめると事業が動き出す。協業、共創、オープンイノベーション…正解がないからこそ、一人ではなくみんなで考える。「相談」こそが今の世の中に必要な最も求められているビジネススキルではないでしょうか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
り
5
相談を極める道のりは、「自らの可能性を最大限に引き出すための旅」。 ビジネススキルとして相談と言われても、はじめピンとこなかったのが正直な感想でしたが、自分から尋ねにいくことは、相談以上の効果をもたらしてくれるのだと再認識しました。 人と話をすることで、より自分のことがわかる時があります。 アウトプットの場としてもインプットの場としても活用できる相談の場を逃すのはとてももったいないと思いました。 フラットに雑談のように横の目線での相談をわたしもさっそく取り入れ、よりビジネスの成長を目指したいと思います。2024/02/13
クリアウォーター
3
★★★★☆本書はタイトル通り「相談」について書かれている。著者は、相談こそが最強のビジネススキルだと主張する。なぜならば、ビジネスシーンは一人でやれることには限界があり、相談を通じて「一人で考えて行動する」から「みんなで考えて行動する」へ変わるからである。また著者は、相談とは実践を通じ修得するスキルであり、そのための方法論が存在していると述べている。そして、そういった方法論をスキルとして5つに整理して本書に書いている。相談は、物事を前へ進めるための手段にすぎない。本書を通じて相談のスキルを身につけられる。2024/04/24
tamaki
1
人に相談するという一つのアクションの解像度を高めてくれる一冊です。 なぜ相談するのか、いつ相談するのか、誰に相談するのか、何を伝えるのか、どう聞いて動くのか、 それぞれの観点で、良い事例、相談の力を発揮しきれていないもったいない事例を知ることで、仕事だけでなく普段の生活から活かせるような気付きを得られました。2025/04/28
Takateru Imazu
1
相談する力――一人の限界を超えるビジネススキル 著:山中哲男 相談は、業界や職種を問わず、やりたいこと、実現したいことに近づくネクストアクションを見つけることができる。特に自分に知識や経験がない新しいことにチャレンジするとき、これほど便りになるスキルはない。 相談とは、自分一人の限界を突破し、仲間の力を借りてやりたいことを実現するビジネススキルである。新しいことにチャレンジしたり、やりたいことに取り組んだりする過程で、うまくいかずに立ち止まった人にとっても、少しでも物事を前へ進めて現状2024/04/29
kimkim
1
事業家である山中哲男さんのこの一冊。 最強のビジネススキルである「相談する力」について、書かれており、ボリューミーで、かつ、わかりやすい内容となっていました。 これ一冊で、「相談」マスターになることができます! 「なぜ相談が重要なのか?」、「相談の4W1H」、「相談を成功に導く習慣」などが詳しく書かれていました。 特に、「相談を成功に導く習慣」の部分には、本書の本質が詰まっており、相談について、より深く理解することができました。 ビジネスマンや起業家におすすめしたい一冊となっていました。2024/01/25