内容説明
運動してきた女性たちの話に耳を傾け、女性運動史を学び、そしてフェミニズムへの「バックラッシュ」とは一体なにかを考える。これまで声をあげてきた女性たちと連帯し、ここから行動する。
目次
インタビュー:運動の女性たちにきく
写真・寄稿
女たちの運動史
対談
鼎談
表現とジェンダーバイアスを考える
論考:運動とバックラッシュ
連載
詩
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yoshiko
4
ほぼ全部読みました。特に刺さったのが正井禮子さんの被災地の性暴力に関する文章。彼女の苦渋と、それでも活動を続けた決意に敬意を表します。三浦まりさんが、ジェンダー平等の実現が遅いのは「それを支える法的異版があまりに脆弱」だからと言い切ったのにも膝をうつ思いです。収められいてる一つずつの文章が読みやすくこなれていることも、すばらしいと思います。歌舞伎は「男のモノ」というのも戦後70年の歴史しかないのですよ。2020/12/08
Aby
3
統一教会とバックラッシュについて,山口智美・斉藤正美両氏の論考が読みたくて購入.それ以外も全部読んだ.勉強になるなぁ.というか,不勉強すぎて,穴があったら入りたい.連載記事の「歌舞伎と女人禁制」も面白かった.女性の出雲阿国から始まったことはもちろん知っているが,男だけの「伝統芸能」って,最近作られたのかよ!2022/09/10
釜煮蕎麦
1
女性を黙らせよう、苦しませようという欲求は理性では説明出来ない。訳が分からん、だから厄介だと思う。2021/03/27
むみ
0
卒論 拾い読み2023/11/25