目次
第1部 天皇と日本をめぐる精神史(近代日本のキリスト者と“自由”の位相―柏木義円と「天皇の赤子」論;住谷天来の“抵抗”とその志;南原繁の精神史的考察―その国民的使命観をめぐって)
第2部 「地の塩」の群像(川西実三の視座―新渡戸・内村門下の「社会派官僚」をめぐる一考察;二瓶要蔵の信仰と思想;晩年の住谷天来―その志を支えた世界をめぐる一考察;深津文雄の思想と行動―「いと小さく貧しき者に」)
第3部 「日本的基督教」という磁場(南原繁の「日本的キリスト教」構想;関根正雄における「日本的基督教」とその射程;戦後無教会キリスト教と西田哲学―量義治と「日本的基督教」)
著者等紹介
村松晋[ムラマツススム]
1970年生まれ。長野県出身。1993年3月埼玉大学教養学部歴史学コース卒業。2000年3月筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻修了、博士(文学)。東京都立航空工業高等専門学校、東京家政学院筑波女子大学各非常勤講師を経て、2004年4月聖学院大学人文学部日本文化学科専任講師。2008年4月同准教授。2013年4月より同教授。専攻は近代日本思想史・精神史、日本プロテスタント史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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