内容説明
でこぼこした道を何もわからないまま歩いていると、パッと道が開けてくることがあります。…歩きづらい道でも、仲間の母親たちとおしゃべりしながら歩いていくと、目に映る景色が少しずつ変わっていきます。この子にも地域で当たり前の暮らしを、その道を切り開いた障害児の母親たち。
目次
1 「えのき」の親の30年(障害児のお母さん?;ある事故をきっかけに;命を守るための「宿泊訓練」;私たちの「家」が建つ;法人格の取得へ;グループホームの暮らし)
2 わが子のこと、えのきのこと(子らの未来と暮らしの安心を願う一束となって;娘が逝って15年、生き抜いた意味をいま思う;わが子へのメッセージ)