感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ころりん
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使徒教父エイレナイオス[140?ー202]の神学を紹介する研究書。 西方教会の流れの源流と言えば、アウグスティヌス[354-430]が有名だけど、それを遡ること二百年、使徒時代のまもなく後、どんな神学が展開していたか、「聖霊神学」の切り口から、めくるめく論述。 アウグスティヌスやそれ以降の神学用語を使った、聖書解釈が、染みついているなぁと自覚。 それはそれで踏み込んだものではあるし、現代は現代で、今のコトバや思想に切り込む神学でなきゃだ。 だからこそ、慣れた神学用語を使わない、こんなアプローチも新鮮でした2023/10/14




