内容説明
若き日の取り組みから70年を経てついに完成した『三位一体論』の詳細なコメンタリー。古代キリスト教最大の成果であるこの教義を「カリタス=聖い愛」の本性から解明。全9巻、ついに完結!
目次
第1章 古代キリスト教会における教義の問題
第2章 『三位一体論』第1部(第1‐7巻)の構成
第3章 『三位一体論』第2部(第8‐15巻)の構成
第4章 受肉の神学
第5章 「神の像」の理解
第6章 『三位一体論』における信仰と理性
第7章 知性的認識と照明説
第8章 神への超越機能と三位一体神秘主義
第9章 アウグスティヌスの現代的意義
著者等紹介
金子晴勇[カネコハルオ]
1932年静岡生まれ。1962年京都大学大学院博士課程中退。67年立教大学助教授、75年『ルターの人間学』で京大文学博士、76年同書で日本学士院賞受賞。82年岡山大学教授、1990年静岡大学教授、1995年聖学院大学客員教授。2010年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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