- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 日本文学
- > SF小説 アンソロジー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さとうしん
19
実は前作にあたる『長安ラッパー李白』が個人的にいまひとつだったので今回もどんなもんだろう?と不安だったのだが、冒頭の十三不塔作品から完全に持ってかれた。我ながら「クソッ、クソッ、こんなので……」という気分。似たような作品ばかりになるのかと思いきや、各作品それぞれの梁でそれぞれの宇宙大将軍を描き出している。SFというよりはファンタジーに近いような作品もあるが、それもまたよし。不安に思う向きも是非騙されて手に取ってほしい。2025/09/20
河イルカ
6
出版されることを偶然にもエイプリルフールに知ってから待ち望んでいた一冊。タイトルからしてファンタジーだが、宇宙大将軍なんてあり得ないものがあり得るのが中国史の面白いところ。 アンソロジーと言っても歴史と宇宙の組み合わせで内容は限られると思いきや、色々なネタが登場して非常にバラエティー豊か。 タイトルのインパクト勝負の本ではなく、中国文化の様々な栄養素を摂取できる。2025/09/22
-
- 和書
- 雲取山よもやま話