出版社内容情報
増井 武士[マスイ タケシ]
著・文・その他
神田橋 條治[カンダバシ ジョウジ]
解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mako
3
最後のところで神田橋先生が増井氏の用いる技法について、〈本物の自分を治療技法とする〉と述べていて、まさしくその通りと、人の有り様を言葉にした先生にもご当人にも感服。2023/10/31
qualia
2
やさしく読めるけど、精神療法を受けることがどんな体験なのか、小説のような事例を通して、患者さんの立場から分かりやすく書かれている本だった。 ここに書かれていることを、体験的に学んでいきたい。2022/10/27
読書を習慣化したい人
1
①「来談者のための治療的面接とは」②「治療的面接の工夫と手順」に続く、増井先生の治療的面接総論の第三弾。①では怒りの告発という形で、②では対談という形で、増井先生の考え方や方法がまとめられている。今回は、クライエント視点の小説仕立て。出てくるカウンセラーのプロフィールがまんま増井先生だったり、セリフが説明的・機械的な敬語だったりするのが気になるが、新しい角度で先生の治療論が語られていて、理解が深まる。序章のクライエントがどうしようもなくなって治療を求めるまでの描写だけでも読む価値がある。繰り返し読みたい。2022/10/16
言いたい放題
0
斜め読み2023/12/09