内容説明
シミュレーションから実存へ―AI時代の新たなメディア論。
目次
序 あまりに人間的な非人間
第1回 メディアが人間である
第2回 目的から生成へ―脳・検索・陰謀論
第3回 アウラは二度消える―「遠さ」と「近さ」をめぐる諸問題
第4回 メディア史の美学的展望
第5回 電気の思想―マクルーハンからクリストファー・ノーランへ
第6回 鏡の世紀―テクノ・ユートピアニズム再考
第7回 21世紀の起源―社会を食べるソーシャルの誕生
第8回 シミュレーショニズムの系譜―メディアの再人間化への道
第9回 ウィトゲンシュタインとAI―多様化する言語ゲーム
第10回 マルクスとAI―高密度化する労働
第11回 戦争の承認、承認の戦争
第12回 ポストトゥルースから物語中毒へ
第13回 心的なワークスペースとしての小説
第14回 私を運営する私―キュレーション・推し・身体
第15回 不眠社会の記号論―トランプ・エジソン・漱石
第16回 すべての画像は「写真的なもの」になる
第17回 超多文化主義の到来―ライフスタイル・羨望・美学
第18回 グローバル・ヴィレッジのキルケゴール
結論 21世紀の実存
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