Real Sound Collection<br> ベルセルク精読

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Real Sound Collection
ベルセルク精読

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909852328
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0076

内容説明

ダークファンタジーの傑作『ベルセルク』は後世に何を伝えるのか?9人の論者がその魅力を読み解く本格評論集。

目次

人間の実存を描く傑作『ベルセルク』(宮台真司)
三浦建太郎という溶鉱炉―追悼・三浦建太郎―(藤本由香里)
マイナーなジャンルで王道のヒーローを描く(島田一志)
私漫画としての『ベルセルク』(成馬零一)
穢されないのはなぜか―娼婦と魔女がいる世界―(鈴木涼美)
テレビアニメ『ベルセルク』とポスト・レイヤーの美学(渡邉大輔)
黒い脳髄、仮面のエロス、手の魔法(後藤護)
フィクションと現実との境界線に突き立つ「ドラゴンころし」(しげる)
後追い世代も魅了した「黄金時代篇」の輝き(ちゃんめい)
特別付録 成馬零一×しげる×ちゃんめい|『ベルセルク』座談会

著者等紹介

宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年生まれ。社会学者、映画批評家。東京都立大学教授。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。権力論、国家論、宗教論、性愛論、犯罪論、教育論、外交論、文化論などの幅広い分野で多くの著作を持ち、独自の映画批評でも注目を集める

藤本由香里[フジモトユカリ]
1959年生まれ。漫画研究家、明治大学国際日本学部教授。07年まで筑摩書房で編集者として働くかたわら、コミック・セクシュアリティなどを中心に評論活動を行う。新聞や雑誌に連載コラムを持つほか、メディィア芸術祭マンガ部門・手塚治虫文化賞・講談社漫画賞などの選考委員を歴任。2008年より明治大学へ。少女マンガの専門家だが、最近ではとくに、マンガの国際比較や海外市場調査などを行っている

島田一志[シマダカズシ]
1969年生まれ。漫画編集者、ライター。『週刊ヤングサンデー』(小学館)の外部編集者を経て、『九龍』(河出書房新社)元編集長

成馬零一[ナリマレイイチ]
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆

鈴木涼美[スズキスズミ]
1983年東京都生まれ。慶應大環境情報学部在学中にAVデビュー。その後はキャバクラなどに勤務しながら東大大学院社会情報学修士課程修了。修士論文は後に『「AV女優」の社会学』として書籍化。日本経済新聞社記者を経てフリーの文筆業に。書評・映画評から恋愛エッセイまで幅広く執筆

渡邉大輔[ワタナベダイスケ]
批評家・映画史研究者。1982年生まれ。現在、跡見学園女子大学文学部准教授。専攻は日本映画史・映像文化論・メディア論。映画史研究の傍ら、映画からアニメ、純文学、本格ミステリ、情報社会論まで幅広く論じる

後藤護[ゴトウマモル]
1989年生まれ。暗黒批評

しげる[シゲル]
1987年生まれ。フリーライター模型誌編集部に勤務した後、フリーに。現在はプラモデル、トイ、フィギュア、ミリタリーなどを専門にしつつ、その他のジャンルでも原稿を執筆

ちゃんめい[チャンメイ]
1991年生まれ。マンガライター。『アル』『QJWeb』『現代ビジネス』などでマンガを中心に書評・インタビュー・コラムの執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mittsko

6
当然ながら、理論と思想の宮台真司論考がずば抜けてる。ボク個人、勉強になったのは、実証と歴史の藤本由香里、娼婦/魔女の切り口の鈴木涼美の各論考でした ※ 発行元の株式会社blueprint編の一冊(「イントロダクション」は無記名)。私もよく読ませていただくネットサイトRealSoundなどを提供する同社。三浦建太郎逝去から1年ちょっとで本書を出版できたのは、蓄積された伝手とノウハウの成果だろう。ありがたい! 私が構想する漫画論は三つあるが、その一つが『ベルセルク』。こういう先行研究は真の助けになるのです2023/12/31

ちんれん

4
ベルセルク精読 宮台真司 藤本由香里 島田一志 成馬零一 鈴木涼美 渡邊大輔 後藤護 しげる ちゃんめい blue print 2022年8月 2500円(高杉) 巻数が多く、グロくてエロくて、殺戮シーン、戦闘シーンが多くて、絵が綺麗な漫画と言う事以外話を忘れていた。 主人公とライバル、性、作品ができた経緯、若死した作者のキャラクターなど色々な観点で作品が評価されていた。 亡くなった作者の友人の作家が書き続けている続編を買ってしまうかもしれない。 2023/09/15

隠者

4
大好きな作品というかこれのおかげで何があっても前に進んで前に進めばどうにかなると学んだ人生のバイブル的な作品。それをいろいろな視点で解説というわけで言われて納得、本当に色々取り込んですべてを出したからこそ惹かれた作品になったのだと感謝しかないし本当に惜しい人を亡くした。少女漫画性を取り入れてはこと人間の内面という意味ではそちらの方がよく書かれている証左と言うか少年漫画がどうしても主人公が活躍すればみたいな雑さがあるというか。変な理由を付けずに何でも読んで見ようと反省するばかり。2022/09/04

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