Ｒｅａｌ Ｓｏｕｎｄ Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ 僕等はまだ美しい夢を見てる - ロストエイジ２０年史

石井恵梨子

ｂｌｕｅｐｒｉｎｔ（2021/03発売）

• サイズ 46判／ページ数 184p／高さ 19cm
• 商品コード 9784909852151
• NDC分類 764.7
• Cコード C0073

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[sayanu]

ロストエイジは同時代の革命バンドだ。音楽がかっこよくて、さらにしなやかに姿を変えていく。１視聴者として聞いていてもそうだった。地元に根ざすことを決め、レコードショップとレーベルを作り、そこから音楽を発信する。0年代バンドシーンの１つの総括としても貴重な記録になっていると思う。とても熱くなれる物語だった。

2021/03/16

[富原]

素晴らしい本でした。特に心に響いたのは、五味兄が弟拓人さんの将来に責任を持ち、生活できるように音楽活動を真剣に考えていたところですね。バンドの醍醐味はやっぱりその人となりが、活動に表れるところと実感しました。 いままでも大好きなバンドLOSTAGE。 毎回最高傑作なんて、あり得ない。10枚以上アルバムだしてるロックバンドなんて、賛否両論あってしかり。信じるに値するバンド、LOSTAGE。

2021/03/07

[ヒラリ]

ずっと聴いてきたわけじゃない。 LOSTAGE を初めて見たのは今年の CRAFTROCK 。ぼんやり酔っていた意識が一気に覚醒したあの衝撃。実はその2ヶ月前、さよならポエジーのクアトロ後に野音のフライヤーを配る五味さんに出会っている。それさえここにつながる伏線のよう。それからTHROAT RECORDSでCDを買いまくり、本書を読んで、気づけば音だけじゃなく物語ごと聴くようになってる。「こんなかっこいいバンドほかにおる？」2019の七日間ぶっ通しのイベント後に五味さん自らが放った一言。これに尽きるな。

2025/11/18

[edo]

日本で今一番信頼できるロックバンド、LOSTAGE。 ある時ライブ後の物販で握手させてもらった五味さんのゴツい手を、おれは忘れないだろう。

[みどりいろ]

「母乳」のPVでバンドを知り、よく聴く時期と聴かない時期がありながら16年くらい。過去音源を改めて聴き直して、追いきれてなかった音源を買い集めるなど、ここにきて今一番好きなバンドの一つになっています。 この本を読んで、このバンドに対する愛着みたいなものが芽生えてくるような感じがしました。ライブもThroat Recordsも行きたくなりました。 音楽業界の話もリスナー側としても考えさせられるものがありました。

2025/06/01