テロルの女たち―日本近代文学における政治とジェンダー

個数:

テロルの女たち―日本近代文学における政治とジェンダー

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月25日 19時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784909832689
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1095

内容説明

共同体に滅亡をもたらす者、革命家として憲兵の刃に倒れる者、産まれたばかりの我が子を手にかける者―死と暴力にまみれ、恐怖の相貌を帯びた女性たちはなぜ描かれたのか。19、20世紀を生きた作家たち、宮崎夢柳・福田英子・平林たい子・三枝和子の諸作品から、今なお根強く残るジェンダー秩序と、女性表象や女性解放をめぐる問題に鋭く切り込む。

目次

公/私区分とジェンダー
1 自由と女―宮崎夢柳の政治小説(「佳人」の死―「芒の一と叢」における女性表象;土佐を歩く夢柳―初期テクストと土佐自由民権運動の距離;「鬼啾啾」における「主義」と「私事」)
2 階級と女―福田英子と平林たい子(「女壮士」の行方―景山英子から福田英子へ;「理知」と「意志」のフェミニズム―平林たい子における公/私の脱領域化;境界をめぐる物語―平林たい子「夜風」論)
3 文化と女―三枝和子のフェミニズム・ディストピア(亡霊的な「女性原理」―「鬼どもの夜は深い」を中心として;「自由」への憧憬と懐疑―『八月の修羅』から『隅田川原』へ;友でもなく、敵でもない者)
テロルの女たち

著者等紹介

倉田容子[クラタヨウコ]
お茶の水女子大学大学院博士後期課程修了。博士(人文科学)。現在、駒澤大学文学部教授。専門は日本近現代文学、フェミニズム批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gkmond

0
宮崎夢柳から福田英子、平林たい子、三枝和子を論じていく。平林たい子も三枝和子も引用部分に力あって興味は持てた。テーマじゃないのに著者はもしかして怨霊にもっとも引かれているのではないかという印象が残った。ところで出てくる女性作家に異議申し立てを見るのは当然として、それをテロルって名付けるのは都知事選の蓮舫怖いみたいな排除原理が内包されてしまってるようにも思った。これくらいでテロル呼ばわりするのは不当ではあるまいか。2025/03/27

よっちん

0
研究室2024/04/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20819451
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品