王朝日記の魅力

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  • サイズ B6判/ページ数 490p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909832450
  • NDC分類 915.3
  • Cコード C1095

内容説明

古典が現代人の日常を問い直している。NHKラジオ講座「古典講読」で話題の著者が、『新訳更級日記』『新訳和泉式部日記』『新訳蜻蛉日記上巻』で尽くしきれなかった、王朝日記の魅力を存分に描き出す。現代を生き抜くヒントがちりばめられた王朝日記の世界へようこそ!

目次

1 『蜻蛉日記』中巻の魅力(安和の変、起きる;道綱、賭弓で大活躍する;唐崎祓い;道綱、鷹を空に放つ;石山詣で;新しいライバル「近江」;鳴滝に籠る;初瀬詣で、再び;床離れ、下巻のあらまし;『蜻蛉日記』と近代小説)
2 『更級日記』の魅力(『源氏物語』から『更級日記』へ;『夜の寝覚』への誘い;『浜松中納言物語』と『源氏物語』;『更級日記』と近現代文学)
3 『和泉式部日記』の魅力(和泉式部の人生と文学;和泉式部の和歌;和泉式部と紫式部;『和泉式部日記』と現代)

著者等紹介

島内景二[シマウチケイジ]
1955年長崎県生。東京大学文学部卒業、東京大学大学院修了。博士(文学)。現在、電気通信大学名誉教授。2020年4月から二年間、NHKラジオ第二『古典講読・王朝日記の世界』を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

82
島内さんのラジオの講義もこの3月で終わりになってしまいました。毎日曜の朝に楽しんできたのですが、この本と紫式部日記の本で終わりとなるということですね。この本ではラジオで語ることができなかったことを書いておられるようです。蜻蛉日記の中巻の部分と更級日記、和泉式部日記のみっよくを語るということで楽しめます。私も古典文学をこのように勉強したのは高校の時以来でした。この中では特に蜻蛉日記と近代小説ということで田山花袋、堀辰雄、室生犀星の関連ある作品について述べられておられます。参考になりました。2022/04/20

しゅてふぁん

55
本書は‘続編’だけあって作品そのものはでなく+αの部分が解説されている。『和泉式部日記』/和泉式部の人生、敦道親王への挽歌、紫式部との関係、近代歌人の受け取り方の4つについて書かれていた。特に興味深かったのは2つ目のテーマ内の和泉式部と『源氏物語』の関係について。和泉式部の和歌と『源氏物語』内で使われている語彙が同じだったり歌が似ていたり…同時代を生きていた二人なので当然と言えばそうだけど(源氏の方が後なので)紫式部が和泉式部をとても意識していたのだなと。⇒2021/11/14

さつきばれ

1
本を手に取った時、あまりの分厚さにやめておこうかとかなり迷った笑。それぞれ読んだことがなかったので。 分かりやすいのは良かったけれど、かなりの創作現代語訳だなぁ。解釈説明のない、すっきりとした現代語訳が読みたかった。ちょっと残念。 蜻蛉日記の道綱が鷹を放つ場面が良かった。なぜかこの場面だけ、文楽で脳内再生されていた。脳内文楽、なかなか良かった笑。蜻蛉日記の作者は好きにはなれないけれど…。 3つの日記とも恋愛メインなのが驚いた。この時代の楽しみは恋愛だけなんだろうな。それが動物としての本来の姿なんだろうなぁ2022/05/13

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