内容説明
万葉集から古今集へ。流れゆく時代の和歌史空白期を埋める総合的注釈!平安京遷都後の初期百年間を、文学史的にどのように位置づけるか。「国史」にある和歌資料を整備し、注解、考察した画期の書。
目次
第1章 延暦(桓武天皇)期の和歌(延暦宴歌考―後期万葉集からのまなざし;桓武天皇の和歌各論―『日本後紀』の七首)
第2章 大同(平城天皇)期の宴歌(平城天皇の周辺;和歌各論―『日本後紀』の三首)
第3章 弘仁(嵯峨天皇)期の遊宴歌(嵯峨・淳和天皇の周辺―文業の場;和歌各論―『日本後紀』の二首)
第4章 承和・嘉祥(仁明天皇)期の賀宴和歌(仁明天皇の周辺;和歌各論―『続日本後紀』の三首)
第5章 平安朝国史童謡三題(はじめに;童謡各論―『日本後紀』『続日本後紀』『三代実録』)
付章 天平勝宝四年(孝謙天皇)四月十日―『東大寺要録』中の和歌四首
著者等紹介
近藤信義[コンドウノブヨシ]
1938年東京都に生まれる。1969年國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。立正大学名誉教授。國學院大學大学院客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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