内容説明
ツバメが飛ぶのを見かけたら、季節は本格的な春。子育てをするため、暖かさをもとめて、南の国からもどってきたのです。ツバメの巣づくりを、見たことはありますか?もし見つけたら、やさしく観察してくださいね。ツバメは、秋の気配を感じるころに、暖かい場所へ旅立っていきます。わたしたちの土地からはなれたあと、ツバメはどんな旅をしているのでしょう?越冬地では、どんなふうに暮らしているのでしょう?絵本をひらいて、ツバメといっしょに1年をすごしてみませんか。
著者等紹介
ミュラー,トーマス[ミュラー,トーマス] [M¨uller,Thomas]
1955年ドイツ、デーベルン生まれ、ライプツィヒ在住。絵本作家、イラストレーター。ライプツィヒの大学でグラフィックアートとブックデザインを専攻。学生時代にすでに自然科学の書籍の挿絵を描き、その後は医学書の挿絵も担当した。1990年代に子ども向けの自然の本を出版し、以降、30冊以上の絵本の出版にかかわっている。その絵には、動物たちへの敬意にあふれているとの定評があり、2016年にはドイツの読書推進協会から「児童対象専門書賞」を受賞している
堀込‐ゲッテ由子[ホリゴメゲッテユウコ]
上智大学ドイツ文学科卒業後、ミュンヘン大学獣医学科卒業。南ドイツ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
30
このお話はヨーロッパですが、東京にもツバメは毎年やってきます。明治通りのコンクリートの駐車場が、一番近い観察場所。母娘で毎年楽しみにしているのですが、先日おうちの方もとても楽しみにされていると知ってとてもうれしい気持ちになりました。こういう営みがずっとずっと続きますように。2020/12/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
ヨーロッパとアフリカ南部を半年ごとに往復するツバメの1年。旅の壮大さを感じた。2019/05/03
遠い日
10
美しい絵に思わず引き込まれる。ツバメはとても親近感のある、好きな鳥。見かけるようになると季節が動いたなぁと感慨深い。渡り鳥の渡りの不思議。あんな小さな体で、およそ12000キロもの距離を飛ぶ。2018/12/15
Eri
4
娘小4図書館。 そっか!ヨーロッパのツバメはアフリカ大陸で越冬するのだな!当たり前なんだけれど、なんだかスゴい!と思ってしまった。2022/08/18
あくび
3
ツバメの本を色々読んでいる。かわいくて仕方ない。2022/07/10
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