内容説明
保守派で家庭的、白人至上主義者で“いい子”のマーナ。リベラル派でアウトサイダー、活動家で“悪い子”のマイラ。ニューヨークの郊外ミネオラで生まれた、正反対の人格をもつ双子が1950年~1980年代の激動のアメリカを生きる。激しくキワドく鋭く切ないブラック・コメディ。
著者等紹介
ヴォーゲル,ポーラ[ヴォーゲル,ポーラ] [Vogel,Paula]
1951年、米国ワシントンDC生まれ。1992年、『ボルチモア・ワルツ』(The Baltimore Waltz)でオビー賞受賞。1997年『運転免許わたしの場合』(How I Learned to Drive)で、1998年度ピューリッツァー賞演劇部門賞の他、オビー賞、ドラマデスク賞、ニューヨークドラマ批評家協会賞など受賞。2017年には、オビー賞の「生涯功労賞」を受賞している
徐賀世子[ジョカヨコ]
東京都出身。多数の海外ドラマや洋画の吹き替え翻訳に携わる。2006年、初めての戯曲翻訳『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』(シス・カンパニー公演)で、第14回湯浅芳子賞を受賞。以降、舞台翻訳も多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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