内容説明
森の木が少なくなってきた。だいじょうぶ?ビーバーくんは森を守るために、できることを考えました…。
著者等紹介
むらかみひとみ[ムラカミヒトミ]
絵本作家・版画家。大阪府生まれ。イタリア・フィレンツェの工房にて版画技術を学ぶ。以後、絵本、書籍の装画・挿絵、実用書執筆など、多岐にわたって活躍。2003年、2005年、2006年とイタリア・ボローニャ国際絵本原画展にて入選。主な絵本に2006年の入選作『まっくらなよるのムー』『ナマケモノだから』(ともにイマジネイション・プラス)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
22
森の木をみんな切ってしまったらどうなるのでしょう。 ビーバーくんは自分たちのしてきたことから、環境を考えるようになりました。 自分たちも、家を作る材料がなくなると困るのです。 多少飛躍がありますが、自然破壊について考えている絵本です。 ビーバーくんは、森を再生させるために、植樹を始めました。 森が元に戻るために努力を始めました。 ビーバーくんと一緒に、自然保護を考えていきたい絵本です。2023/01/26
ヒラP@ehon.gohon
10
【再読】大人のための絵本2025/01/11
奏
8
ビーバーくんの家族は、湖の周りの木を使って立派な家を作ったのだけれど、木が少なくなってしまい、このまま全部なくなってしまったらどうしようと心配に。そこでリスが教えてくれたとおりに、ポプラの小枝を植えて木を育てることに。ポプラは、挿木で新しい芽がでて、また大きな木に育っていくのか!すごい生命力。版画の色がきれいで、ビーバーくんの表情も豊か。2023/01/18
nago
3
木をたくさん使ったため、森の木がすくなくなったと思ったビーバーくん。木をふやそうと実践するのがいい。見守る場面がすてき。2022/09/02
スパナ
2
木を切ってお家にするビーバーの親子。今日も木をかじって運んでお家作り。でもよく見ると湖の周りの木が減ってきているみたい。ビーバーの子どもは、切るばかりじゃなくて木を植えて育てることを思いつきます。サスティナブルな賢いビーバーだねぇ。木の芽が出るのを楽しみに見守るビーバーの子が愛らしい絵本でした。2022/09/07
-
- 和書
- 調律師 文春文庫