内容説明
ナマケモノはいつものんびりぶらぶらきにぶらさがっています。あるひ、もりのどうぶつたちがだれがいちばんかいいあいをはじめました。はしるのがはやい。こえがおおきい。したがながい。ついにナマケモノもきょうそうすることに!?くらべっこの楽しさと、自分自身であることの強さと―。ユーモラスな版画で国際的に活躍する絵本作家むらかみひとみの最新作。
著者等紹介
むらかみひとみ[ムラカミヒトミ]
絵本作家・版画家。大阪府生まれ。イタリア・フィレンツェの工房にて版画技術を学ぶ。以後、絵本、書籍の装画・挿絵、実用書執筆など多岐にわたって活躍。2003年、2005年、2006年とイタリア・ボローニャ国際絵本原画展にて入選。主な絵本に2006年の入選作『まっくらなよるのムー』(イマジネイション・プラス)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
37
南米の動物たちが、これなら自分が一番だとアピール合戦。ある日ぶら下がりの競争をすることになった。そんな中、ナマケモノが勝手に一番になって皆からの称賛された。しかしマイペースでなんのこっちゃーなナマケモノな姿がいい。自分は自分って思える事は大切なのかもしれない。2024/09/26
くぅ
32
ナマケモノ以外にもいろんな生き物が出てくるのが嬉しかったみたい。そして雨が降っても動じないナマケモノに笑ってました。(3歳10ヶ月)2021/04/03
たーちゃん
29
【絵本ナビ】ナマケモノってどんな状況でもぶら下がっていられるってすごい!これは特技ですね。色が鮮やかで楽しい絵本でした。2021/01/20
k sato
27
ナマケモノと一緒にお昼寝競争がしたい(´▽`)豊かな森の動植物をカラフルな版画で表現した絵本です。木にぶら下がってお昼寝や食事にマイペースなナマケモノは今日もご機嫌です。地上の動物たちは、誰が一番すごいかを競争しようと躍起になっています。はたして、誰が一番になるのでしょうか。ナマケモノも競技に参加したのでしょうか?森を棲み処とする動物たちは、それぞれの特徴があって、でも喧嘩することなく共生しています。だれが一番とかではなく、誰もが唯一無二の存在です。人間は動物を見倣い、戦争を止め共生の仕方を考えましょう。2023/10/26
anne@灯れ松明の火
26
新着棚で。表紙に惹かれて。デザイン的で、かつかわいらしい絵。一番を目指して競争する動物たちの中で、ただただ のんびりとぶら下がっているナマケモノ。そのマイペースな姿に、競争するのがバカバカしくなってしまう動物たち。ナマケモノって、何だかとってもいいなあ~。2021/02/22
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