内容説明
ファンタジーやゲームに欠かせない妖精たち。彼らはどこからやって来たのか。妖精たちの真実を物語や逸話を通じて紐解いていきます。
目次
第1章 ゲームの中の妖精たち
第2章 妖精たちについてのあれこれ
第3章 今でも生活に残る妖精たち
第4章 創作の中の妖精たち
第5章 妖精紳士録
著者等紹介
高畑吉男[タカハタヨシオ]
Storyteller of Ireland正式会員。日本フェアリー協会会員。アイルランドを中心とした妖精譚の語り部として精力的に活動中。2010年、アイルランドに妖精学のフィールドワークの為に留学。約1年間、スライゴ、ゴールウェイ、北アイルランドなど、アイルランド神話・民話の舞台を歴訪。その後も毎年、アイルランドと日本を行き来する。2019年、アイルランド南西部ケリー県キラーニーに長期滞在。土地の人たちと交流を重ねながら、さらなる妖精譚への理解と『語り』の普及に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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麗月
8
高畑先生のご本、商業出版2冊目。横組みのきれいな色とりどりの字面。お話の引用と現実のエピソードで色を変えてらっしゃるのです。初老にはちと読みづらい字体と大きさ。若い方向けだというのはわかりますが、これだけ情報が詰まってるならフォントや字面の色による読みやすさも考慮なさった方がよいのでは…。自家版も含む他のご本が割合読みやすかっただけにちょっとショックでした。 バトル系カードゲームやRPGを好む若い方には親しみのある文体で様々なお隣さん方が紹介されています。ファンタジーの扉を開く1冊。 2022/06/28