感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
14
新着棚で。ほのぼのとした表紙絵に惹かれて。台湾の大晦日の様子を、子ども目線で描いたもの。忙しそうな大人を手伝おうとして、結局、失敗したり、遊びにしたりしてしまう姉弟がかわいい。日本と似ているところも多いが、独特のところもあり、興味深い。敬老会で、あらすじを紹介(もう一冊読みたかったので) 台湾には旅行した人もいて、親しみを感じてもらえたようだった。コンクールで選ばれた作品の書籍化。最後には、審査員、作家のコメントもある。書誌情報が少ないが、オススメ♪2024/12/12
遠い日
4
台湾発。お国柄がうかがえる大晦日のお話でした。お正月より、大晦日のその日を送るための準備が本当にこまごまと描かれます。子どもたちももちろん手伝うのですが、そこは子どものことゆえ、飽きてしまったり、失敗してしまったり。でもそんな失敗も叱ったり、責めたりせずに、この日1日は悪いことば、きついことばを使わないという慣習に、台湾の人々の大晦日への思いの深さを感じました。書影が出ませんが、真っ赤な表紙がとてもおめでたい雰囲気を醸し出しています。2025/01/27
たくさん
0
日本語の掛詞みたいなのが、翻訳に難しいだろうけれど、台湾の感じが出ていて面白かった。赤い文字の対聯みたいなのも欲しいなとか思うな。 2025/02/01